11月8日の「主治医が見つかる診療所」によると、実は間食は体に良いという。
いつ、どういうタイミングで間食をとると、間食もダイエットの味方になるという。
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「食べる回数」が多い人のほうが肥満度は低い
食事の回数を増やすと、トータルの摂取カロリーが低くなり、痩せやすくなるという。
9時以降に夕食を食べる人に肥満が増えている
昼食から夕食までに時間が空きすぎると、早食いになってたくさん食べてしまう。
また、BMALL1(ビーマルワン)という時計遺伝子がある。
このBMALL1は、脂肪をつけやすくする遺伝子で、午後9時から午前2時ころにかけて増加する。
このときに食べたものは、脂肪につきやすくなってしまうという。
昼食と夕食の間に間食すると、空腹感がへるため、夕の量が少なくても済む。
空腹のときにいきなり糖質を食べると
空腹のときにいきなり糖質を食べると、血糖値が急上昇する。
このときに、糖質が血管を傷つけて、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がんのエサになってしまう。
さらに、糖質を下げるために出るインスリンが、糖質を脂肪細胞のなかに押し込んで肥満の元になり、インスリンが余計に出ると、反応性低血糖といって一気に血糖値が下がったときに、体が老化してしまうという。
おすすめ間食「枝豆」
ベジ・ファーストの提唱者でもある、京都女子大学の今井佐恵子教授のおすすめは、枝豆。
枝豆は、大豆の未熟なもの。
大豆は畑の肉といわれるぐらい、豆類の中でもたんぱく質が多い。
枝豆は大豆のいいところと、野菜のいいところを兼ね備えた食品。
枝豆は、ビタミンCとメチオニンも豊富。
ビタミンCには美肌効果が、メチオニンには脂肪燃焼を助ける働きが期待できる。
間食おすすめ和菓子「イチゴ大福」
管理栄養士の安中千絵先生によると、和菓子も種類を選べば間食に選んでよい。
安中先生のおすすめは、和菓子なら「イチゴ大福」
日頃の食事で不足しがちな栄養素を含むものを、間食に摂るのがおすすめ。
たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを含むものを、間食でも食べるのがよい。
イチゴ大福は、イチゴの分だけ、普通の大福よりもあんこが少ない。
また、イチゴはカロリーが低いが、ビタミンCや食物線維が入っていて、ポリフェノールも豊富。
間食は1日200kcal
1日の間食量は、一日に必要な摂取カロリーの10パーセントが理想。
だいたい200kcalを目安にする。
ゆでたまごだと2個、おにぎりだと1個、バナナだと2本半ほどに相当する。
間食おすすめ洋菓子「プリン」
プリンは、牛乳とたまごを使うので、たんぱく質も摂れる。
他にもおすすめなのが、シュークリーム。
たまごと牛乳でたんぱく質が摂れて、砂糖も比較的少なくて、間食にむいているという。
砂糖控えめなコーヒーゼリーもおすすめ。
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