11月8日の「主治医が見つかる診療所」は、『医学の力で若返るぞ!大作戦』
その中で、ほうれい線やアゴのたるみを解消し、たった10日で小顔になるという「リンパずらし」が紹介された。
教えてくれたのは、リンパ浮腫研究所の米原恵理子先生。
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リンパずらしでなぜ小顔に?
リンパは、老廃物を流す水路のようなもの。
つま先から、血管と同じように、両足、両手、首、顔まで、リンパ管が張り巡らされている。
この中を流れるのが、リンパ液。
皮膚の老廃物などを集め、排出する役割をしている。
このリンパ液の流れが滞ってしまうと、老廃物が溜まり、それが重みになってたるみやシワ・くすみの原因になる。
滞ったリンパ液を流すことが、小顔になる近道だという。
小顔リンパずらしのやりかた
準備運動も含めて、5つのステップで行う。
準備運動「肩回し」
鎖骨の後ろに、全身のリンパ液が最後に入るゴール地点があり、静脈に流れ込む。
この部分がつまっていると、老廃物がうまく流れない。
準備運動として、肩回しを行う。
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(1)鎖骨が大きく動くのを意識しながら、後ろに5回まわす
小顔リンパずらし「鎖骨」
(1)指の腹で、鎖骨の上のくぼみを回すように5回、やさしく皮膚をずらす
もっとも大切なのが、力加減。
ぐいぐいやるのではなく、手が皮膚に触れる程度でなでるように肌をずらす。
リンパ管は皮膚のすぐ下を走っているので、力をいれて強く押すと、リンパ管をつぶしてしまい、逆に流れが悪くなってしまう。
小顔リンパぐらし「首」「耳」
(1)首にピタっと手を当てて、鎖骨のほうに向かってゆっくり円を描く
手のひら全体で、回すように5回おこなう。
(2)最後に、鎖骨にむかって、やさしくなでるように流す
(3)耳のリンパずらしは、人差し指と中指で耳を挟んで、回すように5回行う
(4)最後に、鎖骨にむかって、やさしく流す
小顔リンパずらし「アゴのたるみ改善」
(1)両手の親指を立て、アゴの下にあてる
(2)スーッと、耳のほうに動かすのを5回行う
これらを、朝晩の1日2回行うと良い。
目元のたるみを解消するリンパずらし
目元に老廃物が溜まっていると、皮膚がたるんできやすいし、目の下がクマになって血色も悪くなってくる。
(1)目の下の骨のところに、指の腹をピタッとあてる
(2)やさしく、ゆっくり、5回くるくるする
大きく動かす必要はなく、極力小さく動かす。
(3)まぶたの上の骨に指をあてて、同じように5回くるくるする
(4)額に指の腹をあてて、くるくる5回
(5)最後に、耳を通して、鎖骨に流す
ほうれい線を薄くするリンパずらし
舌をつかった、ほうれい線を薄くするリンパずらしが紹介。
内側から舌の動きでマッサージする。
(1)鏡をみながら、舌先がほうれい線にあたっているかどうかを確認する
(2)舌でニョーンと伸ばすイメージで、ほうれい線を押し出すように内側からまわす
左右5回ずつ行う。
(3)さらに、外側からも、ほうれい線のシワのところにピタッと指をあてる
(4)極力、小さな円を描いて、5回くるくるする
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