8月15日の「ホンマでっか!?TV」は、超常現象解明スペシャル。
『小さいおじさん』が見える不思議な現象がなぜ起こるかなどが、解説された。
ちいさいおじさんが見えるのは片頭痛の前触れ!?
異常心理評論家の杉浦義典先生によると、片頭痛には痛みの前に前兆症状があるタイプとないタイプがある。
前兆現象がある人は、たとえば始まる前に、ピカピカする点が見えたり、いろいろ変なものが見える。
そのなかで、自分や周囲の人が大きくなったり、逆に小さくなったりして見える人が割りといるという。
小さいおじさんも、実は身のまわりの人が縮小して見える幻覚であったり、テレビや写真に写る人物が飛び出してきて小さく見えたりしているという。
不思議の国のアリスは片頭痛の幻覚が元?
「不思議の国のアリス」は、作者のルイス・キャロルが片頭痛持ちだったという。
大きくなったり小さくなったりという「不思議の国のアリス」の話は、作者が見た幻覚が元になっているとも言われている。
不思議の国に迷い込んだらぎざぎざの道があってという内容があるが、それは片頭痛の前に見えるものなのだそう。
幻覚は長いと1時間くらい見える
個人差はあるが、痛みが出るまでの5分~1時間くらいの間、幻覚が見える場合がある。
前兆が、光の点がちかちかして、わーっと広がって、ぎざぎざが見えてとかあるので、それを絵に描いてもらうと、結構UFOを見たという人の絵に似ている。
もしかしたら、UFOの体験も片頭痛が原因かもしれないという。
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臨死体験で見る景色は国によって違う!?
臨死体験をした人は、日本であれば、お花畑に行ったとか三途の川で向こうから呼ばれたとか同じことをいう。
生物学評論家の池田清彦先生によると、国ごとに同じことをいう。
川がないようなアラビアだと燃える砂漠とか、海に囲まれたポリネシアでは荒れた海とか。
小さいときから死ぬときには三途の川を渡るとか、お花畑を見たとかいう話で刷り込まれていると、意識レベルが低下してくると複雑なものは見ることはできず、結局みんなおなじような感じのを見るという。
IQが高く律儀な人は超常現象を信じやすい!?
どういう人が超常現象を信じるのか?
心理評論家の植木理恵先生によると、IQが高くて律儀な人が超常現象を信じやすい。
マシュマロに勝った子どもは超常現象を信じやすい
IQという言い方をすると難しいが、律儀な性格かどうか調べる簡単な実験がある。
3~4歳の子どもにマシュマロをテーブルの上に置いて、15分間マシュマロを食べなかったら2倍にするから我慢してねといなくなると、ほとんどの子どもが食べるが、マシュマロをがまんする律儀なタイプの子どもがいる。
その違いが20年後の学力テストに現れ、マシュマロに勝った男は高得点を取ったという。
ただ、この高得点でIQが高く律儀な人に落とし穴があって、オカルトな話を信じやすい。
20年も間隔をあけてテストするのもすごいが、オウム真理教にハマった人で駿台の模試で一桁順位の常連の人がいたなぁ。
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