NHK「助けて!きわめびと」は、『顔の下半分で変わる!老け顔解消トレーニング』と題して、老け顔について。
年齢だけではなく顔が老けて見えるのは、鼻から下の顔の下半分に原因があるという。
歯科医の是枝伸子先生が、顔下半分にこだわった独特のトレーニングを教えてくれた。
年のせいとあきらめない
老け顔の原因は、顔の上下のバランス
老け顔にみえるか若々しい顔に見えるかに大きく影響するのは、顔の比率。
顔の比率とは、眉頭から鼻の下までと、鼻の下から顎の下までの長さのバランスのこと。
筋肉が使えていないところが増えてくると、顔の比率が下の方が大きくなってしまう
若々しい顔にするには、下半分の比率を下げるのが必要。
眠れる筋肉を呼び覚ませ
老け顔解消のポイントは、顔の筋肉を動かせるようになること。
顔の筋肉のなかで特に大事なのは、口角結節(モダイオラス)。
上に上げてくれる筋肉と下に引っ張っちゃうものとのターミナルがこのモダイオラス。
口角の横でほうれい線の延長線上ぐらいにある。
モダイオラスはやはり固まりやすくなってしまうので、ここを緩めるとその上につながる筋肉が上がりやすくなる。
顔の筋肉を動かしやすくする運動
(1)自分で人差し指を入れて、口を閉じてリラックスした状態にする
(2)モダイオラスをグッと掴んで、緩める
掴むと結構しこりがあったりするが、それを緩める。
(3)ほぐれてきたら、頬の一番高いところまで筋肉を掴んで緩める
適度な強さで行う。
「ほぐれてきたな」とか「あったかくなってきたな」という感じくらいで良い。
顔の下半分引き上げる力を高める
顔の下半分を引き上げる力を高める「あ・い・う運動」が紹介。
あ運動
口角のあたりから目尻に向かう大頬骨筋を主に動かす「あ運動」のやりかたは
(1)(口の横のモダイオラスからこめかみのほうに斜めに走っている筋肉を想像し)目尻の下に指を添える
(2)その指を頬で持ち上げるように「あ~」と言いながら筋肉を引き上げる
置いた指をバーベルのようにして、筋肉で指を上げる。
気を付けるのは、おでこは動かさずに行うこと。
歯が8本以上見えるように頬を引き上げる。
い運動
上唇のあたりからこめかみに伸びる小頬骨筋を主に動かす「い運動」のやりかたは
(1)黒目の下に指を添える
(2)頬の真ん中を引き上げるように「い~」と言いながら上唇を上げる
歯が8本以上見えるように、縦に上げる。
う運動
小鼻の横の縦に伸びる上唇挙筋(じょうしんきょきん)などを動かす「う運動」のやりかたは
(1)人差し指を小鼻の脇に添える
(2)「う~」と言いながら上下の唇を突き出し、添えた指を持ち上げる
おでこは動かさずに行う。
顔の筋肉を自在に動かす運動として、メトロノームの動きに合わせて「あいう運動」を全部をする。
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