7月28日の「NHKスペシャル」は『ニッポン “精子力”クライシス』
欧米人の精子数は40年で半減。日本は欧州4か国と比べても最低レベル。
精子の状態が悪いと、不妊だけではなく健康のリスクがあるという指摘もある。何が原因なのか?どうすれば改善できるのか?
原因は活性酸素の増加とテストステロンの減少
精子力の危機につながる大きな原因は、活性酸素の増加とテストステロンの減少。
この2つを招く要素って言うのは、日常生活に山ほどある
喫煙、カフェイン過多、睡眠不足、ストレス、運動不足、座りすぎ、脂肪過多、座りすぎなど。
寝る前にスマホをいじったり、同じ時間に床についても睡眠の質が下がってしまうことをやめたりするはとても大事。
精子力が弱いと様々な病気にも
精子の数が少ない人は多い人と比べて、糖尿病のリスクが50%、心臓疾患などのリスクが40%高い。
決して精子力の衰えが病気を引き起こすわけではないが、精子の状態が悪い人は健康状態も悪いことが多いという。
死亡率の調査でも、精子の数が少ないとリスクが上昇。
1ミリリットル中の数が10,000,000を割ると1.7倍になるという。
精子力アップの7か条
精子の力を取り戻すには、すごく高価な薬を飲んだりなどの必要はなく、身近にできることが多い。
活性酸素除去のためとテストステロンアップを中心に7つのことが紹介された。
(1)軽めの運動・・・30分くらいのウォーキング
(2)禁欲しない
(3)亜鉛の摂取
(4)体重管理
(5)質の高い睡眠(7時間程度)
(6)長風呂・サウナを避ける
(7)ぴっちりした下着をはかない
「受精するためには、禁欲して貯めなきゃいけない」というのは都市伝説みたいなもの。
2日間ぐらいで十分で、禁欲すると、質の悪い精子が増えていってしまう。たまっていった精子が入れかわっていかないといけない。
座りっぱなしだと活動量計などが「MOVE!」などとアラートを発してくれるが、それを無視するのは精子のためにも良くないことだったんだ。
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