教えてもらう前と後 熱中症と脳梗塞の違いと見分け方

熱中症かと思ったら、実は脳梗塞だったということがあるという。

7月17日の「教えてもらう前と後」で、菅原脳神経外科クリニックの菅原道仁院長が、熱中症と脳梗塞の類似点や違い、見分けかたなどを教えてくれた。

熱中症と脳梗塞は症状が似ている。

熱中症はもちろん怖い病気だが、適切に休んだり水分をしっかりとれば治る。脳梗塞の場合は、軽度でも再発してしまうことがあるので、その次が怖い。

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熱中症と脳梗塞の症状

熱中症の症状は、めまい・吐き気・ふらつき・頭痛が代表的。

脳梗塞にも、めまい・吐き気・ふらつき・頭痛といった同じ症状が出る。

脳梗塞は夏に増える

脳梗塞が最も多発する季節は夏。

夏に脳梗塞が増える原因は、夏血栓によるものが多いという。

暑さで汗をかき、体が脱水症状に陥ると、体内の血液がドロドロになってしまう。

すると、血管の中に血栓という血の塊ができて、血管を詰まらせてしまう。これが夏血栓。

その血栓が脳の血管を詰まらせてしまうと脳梗塞に。

対処法の違い

熱中症と脳梗塞は見た目の症状が同じなので間違えると危険。

熱中症は、水分や塩分を摂り体を冷やすことで回復するが、脳梗塞にはこの対処法は効果がないどころか、かえって悪化してしまうケースもある。


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一体どう見分ければ良いのか

脳梗塞は、顔や腕の麻痺

まず確認するのは、顔や腕に麻痺があるかどうか。

脳梗塞に出て熱中症に出ない症状は麻痺。

脳梗塞は、口や眉毛などが片側だけ歪んだり、両腕を上げて離すと片腕だけ力が入らなかったり、水を飲み込めずにこぼしてしまう。

これらの症状は熱中症には出ない。

熱中症は、体温上昇

一方、熱中症だけに見られる症状は、体温の上昇。

熱中症は、体温調節ができなくなるため、高熱になることが多い。

まず熱をチェックする。

さらに、脈が速くなり、呼吸が荒くなるのも、熱中症だけに見られる症状。

脳梗塞が熱中症日がわかったら大事なのは時間

脳梗塞で大事なのは時間

熱中症は意識があれば応急処置をしてしばらく様子を見るというケースもあるが、脳梗塞で何よりも重要なのが発症から治療までのかかった時間。

脳梗塞発症から治療までのデッドラインが4時間半。

これを超えると命の危険が高まる。

脳梗塞チェック「耳つまみ鼻つまみ法」

これに引っかかると脳梗塞の要因を持っているかもしれない「耳つまみ鼻つまみ法」のやりかたは

(1)左手で右の耳たぶをつまむ

(2)右手で鼻の頭をつまむ

(3)それを今度は逆にしてみる

なるべくテンポよく右左交互に10回行う。

麻痺が出る人は動かしにくくなるので、うまくつかめない。

多少のもたつきは大丈夫だが、手がうまく耳まで上がらなかったりすると隠れ脳梗塞の可能性がある。

食事にも気をつける

青魚のEPA

しっかり水分を取るのも大切だが、食事にも気をつける。

イワシやサバなどの青魚に含まれるEPAという脂肪酸は、血液をサラサラにしてくれる。

ダークチョコレート

ダークチョコレートと言われるカカオが70%以上含まれているチョコレートを食べる。

フラボノイドという物質が含まれていて、血管をしなやかにきれいにしてくれる。

毎日2かけらが適量という。

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