7月10日の「この差って何ですか?」で、夏の食欲不振を解消するネバネバ食材の効果的な食べ方が紹介された。
解説してくれたのは、お茶の水健康長寿クリニックの白澤卓二先生。
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ネバネバ食材が食欲不振を解消
そもそも人間はもっているエネルギーの7割を、食べ物を消化する活動に浸かっているが、夏が気温が高くなり体温が上がってしまうと、体温を下げるためにエネルギーを多くつかってしまうため、消火活動に使うエネルギーが通常より少なくなってしまう。
すると、胃から消化酵素が十分に出ないため、食べたものを完全に消化できず、胃に食べ物が残ってしまい、食欲がわかなくなってしまう。
しかし、そんなときにネバネバ食材を食べると、消化酵素の分泌を促して、胃に残った食べ物を消化することができ、食欲がわいてくるという。
ネバネバ成分を減らさないためにはそのまま食べる
ネバネバ食材は熱に弱い。
熱々のご飯にかけたりしないで、そのまま食べたほうがよい。
もしご飯に乗せる場合は、70℃以下にする。
なめこ汁は、温度を70℃以下に下げてからなめこを入れるとよい。
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オクラの効果的な食べ方は?
オクラに含まれる食物繊維は、糖が体内に入ってきたときに糖を包みこみ、そのまま排出してくれるので、血糖値の上昇が緩やかになる。
刻んでから茹でる
オクラのネバネバ成分をより多くするには、茹でてから刻むのではなく、刻んでから茹でる。
切って断面から食物繊維を出し、その食物繊維が水分と絡むことが、ネバネバになる2つの条件。
食物繊維を出してから、水分と混ぜる。
茹でるときは、1分以内であれば、ネバネバ成分は壊れない。
寝つきがよくなる納豆
納豆には、寝つきを良くする効果がある。
納豆に豊富に含まれているトリプトファンは、ビタミンB6と結びつくとメラトニンという水分を促す成分に変化するため、寝つきを良くしてくれる。
焼きのりといっしょに食べる
ビタミンB6がより多く含まれている食材として紹介されたのは、焼きのり。
納豆といっしょに食べると、寝つきをよくするという。
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