7月3日の「教えてもらう前と後」で、知らないとコワいダニの危険性が紹介。
マダニに噛まれたらどうするか、噛まれないようにするにはどうするかに続いて、家の中の粉もののなかにもダニが棲みついてしまっている危険性がある。
教えてくれたのは、昆虫学者で農学博士の五箇公一先生。
マダニに噛まれたら
マダニに噛まれたら、ペットボトルの蓋などで患部を保護して直ちに皮膚科に行く。
マダニに噛まれないよう「30」と書かれた防虫スプレーを
普通の防虫スプレーだと、効き目が弱い。
ディートという防虫成分有効成分量が、30%入っているものを選ぶ。
注意事項をよく読んで使用する。
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キッチンの粉食品に大量のダニ?
アウトドアのマダニだけでなく、ダニは家のなかでも危険。
キッチンの粉食品のなかに、大量のダニがすんでいるかもしれない。
パンケーキシンドローム
パンケーキシンドロームは、ダニアレルギーの一つ。
開封後の粉食品にダニが侵入して、ダニに対してアレルギーのある人がその食品を食べるとアレルギー症状を起こしてしまう。
焼いても、アレルギー反応は出る。
番組では10軒の家庭から粉ものを回収して、どれくらいダニが混入しているのかを調査。
すると、開封後6か月で食器棚の下に保管されていたホットケーキミックス1g中に約10匹。
開封後1年以上経過し、シンクの下に保管されていたお好み焼き個1g中には、約1万匹。
ダニはなぜ入るのか?
コナヒョウヒダニは体調わずか0.2mmほど。
キッチンでよく使う調味料入れのわすかな隙間からも侵入する。
密封度の高いジップ式の袋は、ジップの上にたまった粉にダニがつき、開け閉めするときに入ってしまう。
密封容器に入れて冷蔵庫で保存
粉ものの使い残しは、袋口を閉め、密封容器に入れて冷蔵庫でで保存する。
粉以外にもダニがすむ食品
ダニはたんぱく質が好物。
かつお節、ポテトチップス、粉チーズ、のりなど、魚介類であったり、乳製品であったりで、粉ものであればダニがすむので注意。
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