6月28日の「主治医が見つかる診療所」は、血糖値のコントロール法について。
そもそも血糖値とは、血液中の糖分の濃度のこと。
空腹の血糖値は、80~109mg/dLが正常値。
じょうずにコントロールするといいことがいっぱい。
美肌やダイエット効果が期待出来たり、血管や骨の若返りまで期待できるという。
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血糖値が上がると老化が進む
余分な糖を摂ると、血液中に糖があまって糖化がはじまる。
糖化は、老化の一つ。
血糖値が上がると老化が進む。
一方で、糖は人間のエネルギー源。
糖化を防ぐには、血糖値をコントロールすることが大事。
糖化年齢
体のなかで、どれくらい糖化がすすんでいるかをわかりやすく年齢で表したもの。
実際の年齢より糖化年齢が高ければ、それだけ老化が進んでいることになる。
空腹時の血糖値が正常でも、食べてから30分から1時間後の血糖値が高い食後高血糖が繰り返されると、糖化年齢が高くなり動脈硬化が進んだりする。
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亀川先生の外食の血糖値コントロール法
熊本市翼ハロー歯科・内科診療所の亀川寛大先生が、外食時の血糖値コントロール法を教えてくれた。
健康な人の血糖値を上げるのは、糖質だけ。
ラーメンはチャーシューと野菜をトッピング
血糖値を上がりにくくするためには、外食時のラーメンはチャーシューと野菜をトッピングする。
チャーシューの脂質やたんぱく質といっしょに食べることで、糖質の吸収をゆるやかにしてくれる。
ただし、追加トッピングした場合は、麺を減らしてトータルカロリーを増やさないようにする。
ハンバーガーは牛乳といっしょに食べる
ハンバーガーを食べるときは、アイスコーヒーではなく、牛乳と食べる。
牛乳の乳脂肪が、糖質の吸収をゆるやかにしてくれる。
アーモンドミルクでもよい。
パスタにチーズをたっぷりトッピング
ミートソースパスタには、チーズをたっぷりとトッピングする。
チーズの脂質が、パスタに含まれるの糖分の吸収をゆるやかにしてくれる。
しょう油ラーメンよりも豚骨ラーメン
トッピングが同じであれば、しょう油ラーメンよりも、豚骨ラーメンにする。
豚骨ラーメンの脂質が、麺の糖質の吸収をゆるやかにしてくれる。
カレーを食べるときは、最初にたんぱく質豊富なタンドリーチキンを食べ、ナンはプレーンナンではなくチーズナンにする。
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