健康な人の1日の総心拍数は約100,000回。正常であれば1分間に60回から100回が目安。
安静時の心拍数が多すぎたり少なすぎる場合、病気が潜んでいる可能性がある。
6月5日の「名医のTHE太鼓判!」で、24時間心臓の動きを記録する装置を使い、どんな場面で心臓に負担がかかるのかやその対策などが紹介された。
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心臓はためこんでから打つ
心臓はあるタイミングでためこんでから打つ。
心拍が速くなると、心臓は血液を十分に送り出せなくなり血圧が低下し、息切れやめまいなどを引き起こす。
できるだけ普段の生活のなかで、心臓の無駄遣いをしないことが、健康寿命を延ばすために大事。
疲れやストレス・不安感などは、心臓の無駄遣いにつながると言う。
心拍が異常に速くなったりリズムが乱れることを不整脈というが、不整脈は放っておいて重症化すると、突然死など命に係わることもある。
リラックスにハーバード式呼吸法
過度の緊張やストレスで心拍を速くなったら、どうすればよいのか?
大谷義夫先生のおすすめは、ハーバード式呼吸法。
4秒かけて鼻から息を吸い、7秒息を止め、そして8秒かけて口からゆっくり息を吐く。
これを4回繰り返すと、心拍を落ち着かせることができると言う。
息を止めてゆっくり吐くことによって、副交感神経が優位になる。
そうすることによってリラックス呼吸になるので、脈拍数も低下してくる。
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不整脈と狭心症のちがい
狭心症だと、左の胸のあたりがグーッと締め付けられるような痛みがある。
それに対して、不整脈の場合は、胸の一部分に違和感があることが多い。
突発的な動機には冷たい水
もしも、突発的に動悸が起こったら、冷たい水を飲む。
冷たい水を飲むと、脳の迷走神経が刺激されて一時的に血圧が低下し、心拍も遅くなるという。
その後は必ず医師の診断を仰ぐ。
このあと、甘いものが大好きというZIGGYの森重樹一さんの1日に密着。頸動脈にプラークが見つかってしまったが、これで甘いものの差し入れが減るかも。
心臓的にはスロージョギングがとても良いみたい。
番組では、ちょっと小バカにされていたような印象もあるが、スロージョギングは普段着でもできるし、かかとをつけずに走ることでふくらはぎのポンプ機能も強化されそう。
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