5月28日の「名医のTHE太鼓判!」は、『腸こそ健康腸寿の決め手!腸寿フローラを手に入れろSP』と題して、便秘な腸内環境がテーマ。
腸に悩む芸能人を徹底調査。少食でも便秘になったりする。
腸内フローラの検査も行われ、ヤセ菌を増やすというお菓子も紹介された。
少食で運動不足の人は下がり腸の危険
20年間便秘というゲストの小倉優子さんは、筋肉量がすくなく、食べる量が少ない。
少食でやせた女性に多いのが、直腸が下がる下がり腸。
便がないのにいきんでしまうと、お尻がむくむが、むくんだのを頭は便だと思ってしまうという。
そして、またトイレに行き、でないのでいきむのを繰り返すと、骨盤の底の筋肉と一緒に腸がさがってきて、腸に角度がついて、いきんでも余計でなくなってしまう。
腸は周りの筋肉や脂肪で支えられているので、筋力が弱いと支えられずに腸が下がる。
運動しなあいから、筋力が弱って、下がり腸になってしまう。
ゴボウチョコレート
デブ菌を減らしてヤセ菌を増やすお菓子として「ゴボウチョコレート」が紹介。
ゴボウにはイヌリンという食物繊維とオリゴ糖が豊富。
また、高カカオのチョコレートを食べると、腸内で短鎖脂肪酸を増やす菌を増やすことができる。
ゴボウチョコレートのつくりかたは
(1)皮を剥いたゴボウを5センチほどにカット
(2)縦に細切りにする
(3)砂糖水にゴボウを入れて、10分間茹でる
(4)溶かしたチョコレートにつけて冷やして固めると出来上がり
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便秘薬は飲み方を間違うと逆効果
刺激性の便秘薬を飲みすぎると、腸の中がどす黒くなって、腸の動きがますます悪くなってしまう。
便秘薬の正しい服用順は
(1)参加マグネシウム中心の薬
(2)病院で処方される便を柔らかくする薬
(3)刺激性の薬
の順。
便秘薬は症状に応じて使い方が変わるので、医師によく相談する。
腸ストレッチ
腰回りやおなか周りの筋肉の大腰筋・腸腰筋を合わせて腸腰筋というが、ここを鍛えることによって便をしっかり押し出す力をつける。
大竹真一郎先生が、そのための腸ストレッチを教えてくれた。
そのやりかたは
(1)椅子にすわり片手をふとももの5センチほど上にもっていく
(2)約2秒かけて手のところまで、息を吐きながら足を上げる
(3)約2秒かけて息を吸いながら、足を下げる
逆の足でも同じように行う。
1日1分間、5セット行う。
便秘の人が勘違いしやすい食材
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類がある。
便秘の人は、便を柔らかくしてくれる水溶性食物繊維を摂る。
不溶性食物繊維の多いキャベツやレタスは、便が詰まってしまう。
水溶性食物繊維が多いのは、レタスよりもサニーレタス、他には、アボカド、おくら、ゴボウなど。
野菜以外では、納豆。これにオリーブオイルをちょい足しする。
オリーブオイルは腸を刺激して排便を促し、便秘解消の効果が期待できるという。
ポリープができやすい体質
大腸ポリープができやすい人は、運動不足の人。運動不足だと、腸の動きが不活発になり、その結果ポリープができやすくなるのではという。
フラフープや大声での歌
腸寿美人として、女優の音無美紀子の日常が紹介。
毎日5分フラフープを回して体幹やいろんな筋肉が鍛えられる。
また、大きな声で歌をうたうとストレス発散だけでなく、腹筋なども鍛えられる。
排便困難型便秘
最近女性に急増しているのが、排便困難型便秘。
直腸に便がたまる便秘で、日ごろから便を我慢する女性に多い。
主な症状は、便意はあるが出なかったり、便が硬くなるなど。
従来の便秘対処法が効きづらいという、やっかいな便秘だという。
直腸にきた便はスムーズに出るのが普通だが、排便困難型便秘ではなかなか出ない。
排便困難柄のようなひどい便秘は、医師の診断のもと、正しい処置が必要となる。
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