5月22日の「この差ってなんですか」で、昔の健康常識と今の健康常識の差が紹介。
研究が進んだことで、大きく変化したことがたくさんある。
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1日に30品目は摂りすぎ
お茶の水健康長寿クリニックの白澤卓二先生によると、昔は健康のために1日に30品目食べるのがよいと言われていたが、今の健康常識では食品の数は関係ない。
1日に30品目を摂取していると、かなりの確率でカロリーオーバーになって、肥満や生活習慣病につながる。
1日に15品目ぐらいがおすすめ。
そうすると栄養バランスがよく、1日2000kcalを超えないくらいのカロリーに収まる。
耳かきは月に1回、入り口から1センチ
耳かきについての昔の間違った健康常識を、荏原病院の木村百合香先生が教えてくれた。
昔は耳かきはこまめにしたほうがよいと言われていたが、耳かきは月に1回でよい。
耳あかが溜まっているとかゆみが出たり不潔なので、こまめに耳かきをしたほうがよいと言われていた。
しかし、耳あかには殺菌作用や抗菌作用、表皮を保護する役目があるので、耳あかを取る必要はない。
耳あかは、放っておいても、自然に排出される。
耳のなかの皮膚は、鼓膜から外にベルトコンベアのようにゆっくり動いているので、耳あかは自然に外に押し出される。
耳かきのやりかた
気になる人は、月に一回耳かきをするのも良い。
そのやりかたは
(1)綿棒を水で濡らす
(2)耳の入り口から1センチ以内の内側をやさしくこする
だけでよい。
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