最新の健康チェックビジネスについて紹介された、5月20日のTBS系「がっちりマンデー」に、自宅でたった10分でできるという人間ドックが紹介された。
人間ドックは、確かに受けてはみたいが、時間をつくるのが億劫で、お金もかかる。
自宅で10分ということだがら、郵送検査キットの類のものだろうが、気になる病気を早い段階でわかれば、あるいはまったく健康であることが簡単でリーズナブルにわかるのならば試してみたいな。
おうちでドック
1日がかりの人間ドックが、お家で10分でできるというのがハルメク・ベンチャーズの「おうちでドック」
人間ドックと言えば、レントゲンを撮ったり、バリウムや胃カメラを飲んだりと、まさに健康チェックの超本格版。
大事だとはわかっていても、時間はかかるし、けっこう大変だし、ついつい行かないという人も多い。
ハルメク・ベンチャーズの「おうちでドック」は、血液検査キットと尿検査キットが入っている。
自宅で血や尿を採って、郵送することで検査ができる。
おうちでドックでチェックできる病気
おうちでドックでチェックできる病気は、がん16種類と生活習慣病9種類に絞られている。
がんは男女共通なのが、胃がん、大腸がん、食道がん、肺がん、すい臓がん。男性が、肝臓がんと前立腺がん。女性が、乳がん、卵巣がん、子宮がん、胆のう・胆管がん。
生活習慣病が、糖尿病、動脈硬化、腎疾患、肝臓疾患、脂質代謝異常、痛風、尿路結石、肥満度、栄養障害。
血液検査と尿検査だけで大丈夫?
人間ドックが1日がかりでたくさん検査するのに、血液検査と尿検査の2種類だけで本当に分かるのか?
ハルメク・ベンチャーズ社長によると、医療的に遜色がないくらいに近づいてきているという。
ここ数年で、血液検査の技術や精度が向上し、人間ドックと完全に同じとまではいかないが、かなり正確にいろんなことが調べられるようになってきた。
おうちでドックの手順
(1)採血用の針を指先に刺す
カチっと押すと、内側の針が1.8ミリ出てすぐに引っ込む、指先を傷つけすぎない設計になっている。
(2)ちょこっと出てきた血をスポンジで、何度か吸い取る
(3)そのスポンジを、透明な液体の入ったケースにポトンと落とす
(4)専用の器具で、血液をギューッと押し込み、しっかりフタをして送る
人間ドックだとたくさん採血するが・・・
人間ドックだと、注射器3~6本分採血する。
おうちでドックは、ごく少量の血液で大丈夫なのか?
ポイントは、血液をギューッと押し込むこと。
このギューッという動きで、血漿と血球に分けられる。
一般的には遠心分離機で行う作業を、特許技術のこの検査キットでできるようにしている。
検査機関で行う作業を簡単にできることにしたことで、少量の血液でも正確な情報を得ることができるという。
おうちでドックの値段
人間ドックは5~10万円に対して、おうちでドックは1万9800円。
発売開始から5か月で4000セットの注文が殺到している。
がっちりマンデー!!の番組内ではおよそ2週間で結果が送られてきて医師と電話で相談している様子がが放送されていたが、今回の放送でさらに殺到しそう。
番組では2週間ほどで検査結果が送られてきたということだが、おうちでドックの検査キットそのものが届くまででもかなりかかりそう。
少し間をおいてもいいので、やっぱり自分でも試してみたいな。
コメント