4月19日のNHK「所さん!大変ですよ」は、滑舌の悪さについて。
滑舌は年齢とともに悪くなっていく。
それだけでなく、滑舌の悪化は体の異変のサインかもしれず、放っておくと、誤嚥性肺炎や心筋梗塞など、深刻な病気につながるリスクもあると言う。
滑舌が悪いとは
そもそも滑舌が悪いとは、舌や唇をうまく動かせない状態。
歳をとると舌の筋力が落ち、細やかな動きができなくなるので、そのため若い頃に比べ滑舌が悪くなる。
舌が汚れていると、舌の動きが悪くなっている疑いがある。
口から入った食べ物は奥舌で送り込まれて飲み込む。舌の動きが悪くなると、気管のほうにものが入る誤嚥を起こしてしまう。
食べ物などが誤って肺に入った結果、肺で雑菌が増え炎症起こす誤嚥性肺炎になる危険がある。
舌など口の機能が低下すると、死亡リスクが2倍になると言うデータもある。
滑舌の悪さは、先天的な要因であったり、脳梗塞の初期症状である場合もあるので、気になる場合はかかりつけの病院などを受診する。
滑舌の悪くなる原因
原因の1つは、日常会話が減っていること。核家族化やスマホの普及も影響していると考えられる。
家族の会話が減ると、滑舌だけでなく脳の働きも衰える可能性がある。
滑舌の悩みは子どもにも
滑舌の悩みは、子供にも急増している。
舌や口をちゃんと使っていないため、筋肉が十分に発育していないことが考えられる。
たとえば、離乳食の時期にスプーンを奥まで入れすぎると、舌や唇を使わずに飲み込んでしまうように食べてしまう。
幼児期にストローつきの容器ばかりを使ったり、指しゃぶりをしていると、ストローや指で舌を押し付けることで舌の動きを制限してしまうことがある。
よく噛まないことも原因。
滑舌メニュー
このあと、番組では、よく噛むチャーハンと肉巻きのさっと煮が紹介。
チャーハンには、押し麦、ゴボウ、アーモンド、エビなどが入っていて、噛めば噛むほどうま味が出てくる。
肉巻きは、サッと煮ることで食感を残している。大きく切った材料を豚肉で巻くことで、噛みごたえが一層増す。
滑舌の良くなる海苔トレーニング
滑舌が良くなるお手軽トレーニングとして、海苔を使ったトレーニング法が紹介。
海苔をちょっと濡らして鼻の下にヒゲのようにつけ、それを舌だけで取る。
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