4月16日の「名医のTHE太鼓判」は「春こそ紫外線対策 しみ・しわ・たるみ 老け顔解消SP」
5月は、しわやたるみを引き起こす紫外線が最も強くなるという。
しみ・しわ・たるみの要因「紫外線」
光を浴びてきた累積で、しみとかしわとか肌にダメージが蓄積すると、隠れじみが増える光老化。
太陽光だけでなく、ブルーライトなどにも含まれる紫外線を浴びることで、肌が老化現象を起こす。
お年寄りの顔や手の甲に見られるしみ・しわの原因は、なんと80パーセントほどが光老化だという。
皮膚の内部に浸透した紫外線が、肌の弾力を保つコラーゲンを破壊。
内部が傷つき、ハリを失った皮膚の表面に、しわやたるみが浮き出てくる。
突然現れたホクロやイボは要注意
強い紫外線を浴び続けると、茶色のホクロのような「日光性色素斑」が出てくることがある。
日光性色素斑は、メラニン色素が過剰に皮膚に作られ、沈着し、しみになったもの。
さらに「年寄りイボ」ともいわれる「脂漏性角化症」というイボ。
急に現れたしみやイボは、皮膚がんの可能性もあるので、気になる人は医師の診断を受けるのがよい。
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しみ・しわ・たるみの要因「筋力の衰え」
目の下のたるみは、眼下脂肪という脂肪がたまっている可能性がある。
加齢によって、皮膚を支える組織が衰えると、さらに、上まぶたが下がって完全には目が開かない状態になることもある。
長年、ハードコンタクトレンズをしていたり、つけまつげで引っ張る人や、化粧のこすり洗いをする人がなりやすいという。
イノキ体操
しわやたるみが引き起こす老け顔を予防するという顔の体操として「イノキ体操」が紹介。
そのやりかたは
(1)口角をおもいっきり上げて、その状態をキープしたまたあごを前に突き出す
(2)10秒キープする
頬骨筋という頬の骨を鍛えることで、顔のたるみを予防するという。
しみ・しわ・たるみの要因「糖化」
糖分の過度な摂取は、老け顔に影響するという。
血液中の血糖値が高くなってくると、糖とたんぱく質が結合してできるAGE(終末糖化産物)という老化を進める原因物質が増える。
しみやしわなどの老け顔を招くだけでなく、老化現象はもとより、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる疾患も引き起こすという。
スチームのかけっぱなしは乾燥肌の原因に
保湿スチーマーを長時間かけっぱなしにすると、角質がふやけてしまって、より一層乾燥を助長し、乾燥肌を悪化させる可能性がある。
使用の目安は、1回約10分で週に2~3回程度が良い。
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