4月10日の「この差って何ですか」で、目に良いことと悪いことの差が紹介。
一見、目にとって良さそうなことで、実は悪いことがたくさんあり、目にとって悪いことやらないと言うことで、90歳でも100歳でもよく見える目を保つことができるという。
教えてくれたのは、深作眼科院長の深作秀喜先生。
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疲れたときに目を上下左右に動かさない
目が疲れたときにやってはいけないのは、目を上下左右に動かすこと。
目を激しく動かすと、網膜剥離になる危険がある。
目のなかには硝子体という、水を含んだ組織がある。
その周りに網膜がある。
目を激しく動かすと、硝子体が揺れて、網膜に貼っている枝が引っ張られて、網膜が破れてしまうことがある。
さらに、それが広がると、網膜剝離をおこしてしまう。
眉間のマッサージも目ではなく骨を
眉間のマッサージは目の疲れに効果的だが、眼球そのものではなく骨の部分をマッサージする。
目そのものを押したりマッサージしたりするのは、弱い力であってもたくさん重なると網膜が破ける可能性がある。
基本的に、目は触らない。
紫外線対策で濃いサングラスは避ける
色の濃いサングラスをかけると、薄いサングラスよりも白内障になるリスクがより高くなる。
目は光が入ると瞳孔の大きさが変わる。
瞳孔を大きくしたり小さくしたりして、目に入る光の量を調整している。
まわりが明るいと瞳孔を小さくして、光が入るのを少なくし、暗いと瞳孔を大きくして、光をたくさん入れようとする。
濃いサングラスは見える範囲が暗くなる。
暗くなると、光をたくさん入れようと瞳孔が広がる。
サングラスは、上や横から反射で光が入るので、大きく開いた瞳孔から紫外線の害が目に及んでしまう。
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