3月6日の「ごごナマ」『イケメンドクター オトナのカラダ悩み相談室』は、花粉症がテーマ。
耳鼻咽喉科の林武史先生が解説してくれた。
花粉症と風邪のちがい
花粉症では、目のかゆみが出るが、風邪ではほとんど出ない。
鼻水は、花粉症では無色でサラサラしているが、風邪ははじめは同じようだが、時間とともにネバネバした黄色になってくる。
くしゃみは、かぜは単発だが、花粉症は連発で出る。
のどは、かぜだと痛みがあるが、花粉症ではかゆいようなイガイガするようなことが多い。
花粉症にやりやすい原因
・舗装された道路が多い地域での生活
・気密性の高い住環境での生活
・空気中の汚染物質の影響を受けている人・・・タバコの煙や排気ガスなどが加わると、症状が強くなったりする。
・過剰に除菌や抗菌を好む生活
・自律神経が乱れている人
花粉症の発症を防ぐには
外出はお昼と夕方を避けて、午前中にする。
朝、つぼみが開いて杉花粉が到達するのがお昼ごろ。
日没ぐらいになると、空に舞い上がっている花粉が落ちてくる。
外出するときは、すべすべした服を着て、長い髪はまとめる。
帰宅したら、玄関の外で花粉を落とすが、そのときにたたかずにそっと払う。
粘着テープや粘着クリーナー、濡れたタオルで拭くとより良い。
痛くない鼻うがいのコツは?
約37℃(人肌程度)に温めた生理食塩水で洗う。
生理食塩水の作りかたは、10分ほど沸騰させて塩素を飛ばした水道水1リットルに食塩9グラムを溶かす。
鼻うがいは、あごを引いてしないと、耳に水が行ってしまうことがあるので、一方の鼻を抑えるだけでなくあごもしっかりひいて行う。
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