2月27日の「たけしの家庭の医学」で、花粉症対策が紹介。
当たり前のことをきちんとすれば、それだけで症状を抑えられた、発症を遅らせることができる。
日本医科大学付属病院の大久保公裕先生のおすすめは、当たり前と言われることを徹底的に行うこと。
家庭で徹底したい、花粉を「持ち込まない」「排除する」「まき散らさない」の花粉症対策3か条が紹介された。
マスクの選び方
より肌との密着性の高い花粉症用のマスクを使うと、花粉は一般的なマスクのおよそ半分に減らすことができる。
花粉を持ち込まない
・帰宅したら、玄関先で必ず花粉を払う
花粉を払うのは、必ず玄関の外で行う。家族全員がそうする。
外ではらわないと、家の中に花粉を持ち込んでしまう。
・アウターには、毛足の長いコートを着ない
起毛した素材のものは、つきやすい。ウール系よりもポリエステル系のコートを着る。
表面がサラッとしたコートを上に一枚羽織るだけでもちがう。
・洗濯物は部屋干しする
どうしても外干ししなければならない場合は、午前中の早い時間にする。
花粉が飛び始めるのは、朝スギのつぼみが開き始めるのと同時。山間部で飛散した花粉が風に乗って都市部に飛んでくるピークは13~15時。
花粉の飛ばない夜に洗濯して、飛散ピーク前の午前9時ころまでなら、外干しでもかまわないそう。
花粉を排除する
・鼻うがいをする
家に帰ったら、うがい・手洗いの他に、鼻うがいをする。
市販されている生理食塩水を使う。
コツは、「あー」と声を出しながら行うこと。
こうすることで、生理食塩水が喉に入らず、むせることを防いでくれるそう。
花粉をまき散らせない
・掃除機を控えめに、フローリングは拭き掃除する
掃除機を使うと、部屋の中に侵入した花粉が舞い上げられてしまう。
まず、濡れ雑巾でフローリングや板張りの部分だけでも拭き掃除しておく。こうすることで、そのあと掃除機を使っても花粉の舞い上げを最小限に防ぐことができる。
・空気清浄機は、人通りが多く、風がよく通るところにおく。
空気清浄機は、空気の動くところにしか効果がない。リビングの奥ではなく、入り口あたりの人の通行の多い場所に置く。
・加湿器で湿度を60%程度に保つ
花粉を舞い上げないだけでなく、鼻やのどの炎症を抑えるのにも効果的。
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