2月27日の「この差って何ですか?」で、朝起きて腰が痛い人と痛くならない人の差が紹介。
日本人の4人に1人が悩まされている腰痛。
一日のなかでは、朝起きたときに腰が痛い人が圧倒的という。
なぜ、朝、腰が痛いのか? それは、寝相が良すぎること、すなわち寝返りができないこと。
解説してくれたのは、虎ノ門カイロプラクティック院の碓田拓磨院長。
寝ている間に内臓が腰を圧迫
朝、腰の痛い人は、圧倒的に寝返りの回数が少ない。
仰向けで寝ていると、内臓が腰を圧迫して血管が押しつぶされるようになってしまう。
内臓と内臓脂肪は体重の4割を占めるが、腰にこの負担がかかる状態がずっと続いてしまう。
血管が押しつぶされることで筋肉が炎症を起こして、朝起きたときに腰が痛いということになってしまう。
寝返りを多く打つ人は、血管が圧迫される時間が短いので、筋肉が炎症を起こすこともなく、朝、腰が痛くならない。
横寝のときも、うつ伏せのどの体勢で寝るにしても、寝返りを多くうつことが大切。
なぜ寝返りの回数が少ない人がいるのか?
全身の筋肉がこわばってしまうと、寝返りをうちにくくなる。
寝返りをうちやすい体にするには、全身の筋肉を柔らかくする必要がある。
筋力が衰えた人でも、寝る前に45秒で肩と腰の筋肉をほぐすことのできる、簡単な寝たまま体操が紹介された。
肩の筋肉をほぐす寝たまま体操
肩の筋肉をほぐす寝たまま体操のやりかたは、
(1)頭の後ろで指を組んで、ひじを立てる
(2)口から息をフーッと吐きながら、ひじを床にグーッと押し付けていく。
(3)ひじを広げたまま5秒間キープ
(4)ひじを立てて、このストレッチを合計5回行う。
腰の筋肉をほぐす寝たまま体操
(1)片足を立て、体の反対側に置く
(2)足を倒しながら、体をゆっくりひねる
このとき、腰の筋肉を伸ばすように意識する。
10秒キープしたら、反対側も同じように行う。
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