2gatu 13nitiの「林修の今でしょ!講座」後半は、歩き方と靴の減り方で分かる つまずかない!100歳でも元気に歩くSP。
健康長寿の歩き方には、つまずき防止や認知症予防の秘密が隠れているという。
つまずきの4つの原因と、健康長寿の人たちの歩きかたから、つまずかずに歩く方法が紹介された。
教えてくれたのは、東京警察病院の澤田彰史先生。
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つまずきの原因
ちょっとした段差で躓いてしまうのは、体が弱っているサインかもしれない。
4つのつまずきの原因が紹介された。
(1)ふくらはぎの筋肉が減っていること
ふくらはぎの筋肉が減り足がむくむと血液の循環が悪くなり、歩行時の感覚がにぶくなる。
むくみは、血液を心臓に戻す役割をしているふくらはぎの筋肉が減り、血液中の水分が皮膚に溜まってしまうことで起きる。
改善策は、大股で歩くこと。
いつもの歩幅よりも靴一足分ひろげて歩く。
歩幅が狭いと筋肉を使わないので、筋肉が弱くなって、ひざが上がりにくくなり、つまずきやすい。
ウォーキングを習慣化することで、体だけでなく脳も若返る。
(2)ふとももの筋肉が減っていること
歩くとき、脚を上げるのに重要なのがふとももの筋肉。
ふとももの筋肉が減ってしまうと思うように足が上げられずに、つまずく原因になってしまう。
ふとももの筋肉の減少を防ぐには、坂道を歩く。
坂道がない場合は、階段を使う。
上りでも下りでも、階段を使うとよい。
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(3)背筋の減少
背筋が減ると、姿勢がわるくなり猫背になる。
猫背になると体の重心が前になり脚が上がりにくくなるので、その結果つまずきやすくなる。
背筋の減少をふせぐには、腕を後ろに振って歩く。
腕を後ろに振ると、肩甲骨が動いて開くことで、猫背を防げる。
肩甲骨と連動して動く骨盤も一緒に動き、全身の筋肉を鍛えることもできる。
肩こりが解消するというメリットもある。
(4)蹴る力の低下
足が地面から離れるとき、足の指が地面を蹴っている。
この蹴る力が減ると、つまずく原因になる。
蹴る力の低下を防ぐには、速く歩く。
速く歩くと、自然と足の指で地面を蹴るようになり、歩行時に地面を跳ね上げる力がつくので、つまずき防止になる。
ウォーキングは夕方に
つまずかずにウォーキングするのに適した時間は、夕方。
体温は夕方が一番高く、筋肉が最もほぐれているので、夕方がウォーキングに適している。
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