2月13日の「林修の今でしょ!講座」で、健康長寿の方々が冬によく食べる料理がランキングで発表された。
4位にランクインしたのは、ロールキャベツ。
脳を老けさせない料理として紹介。腸内環境を変えることで、認知機能の改善もできるという。
解説してくれたのは、白澤卓二先生。
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腸と脳の相関関係
直持つ繊維は腸に直結しているが、腸は脳と相関関係がある。
食物繊維は腸内細菌のエサ。エサの種類によって善玉菌が増えたり悪玉菌が増えたりする。
善玉菌が多いときは脳に影響をあまり与えないが、悪玉菌が増えてくると、いろんな毒素を分泌したり、悪玉菌の細胞壁の一部が血液の中に入ると、それが脳を直接アタックするという。
食物繊維が不足すると、認知機能が低下したり、集中力が出なかったりする。
腸内環境は変えることが可能で、認知機能も改善できる。
短期間でも1週間ほど食物繊維を多くとると、集中力も上がってくる。
食物繊維が一気にとれる煮込み
キャベツは食物繊維が多いが、生よりも煮たほうがボリュームが減るので量が食べやすい。
水溶性食物繊維は煮汁に溶け出るで、キャベツを茹でた煮汁でスープを作る。
また、キャベツにはビタミンKが含まれ、吸収したカルシウムが骨に沈着するのをサポートしてくれる。
まるごとキャベツ
キャベツ料理として、キャベツ一玉とサバ缶を和風だしの元と砂糖で味付けし煮込んだ、キャベツの煮込み料理が紹介。
サバに含まれるEPAやDHAは、脳の認知機能を維持することが様々な研究で報告されている。
水溶性食物繊維は血糖値の急上昇も抑える
水溶性食物繊維は、体のなかに入るとネバネバになり、糖質をコーティングしてくれる。
そのため糖の吸収を抑えて、血糖値の上昇を抑えてくれる。
朝、食物繊維を摂ると、夕食まで血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる。
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