2月1日の「主治医が見つかる診療所」は、『お口のケアで健康になる』がテーマ。
滑舌を鍛えたり、むせることを防止する方法などが紹介された。
噛む力や滑舌、飲み込む力は、口の周りの筋肉を鍛えることで改善できる。
【関連記事】
・主治医が見つかる診療所 舌の筋トレ「パタカラ体操」「チェンジ噛み」
口の衰えがどんな悪影響があるのか?
口の中といえば、虫歯や歯周病が思い浮かぶが、8020運動によってかなり改善してきている。
だ液が少ないと免疫力が低下し、脳卒中やがんなどの危険が高くなってしまう。
口の衰えは40代から
口の中に細菌が増えすぎてしまうと、歯周病などのリスクが高まる。
口のなかの潤いが減ってくると、滑舌も悪くなってくる。
加齢や、薬によってはその副作用によって口のなかの潤いも減ってくる。
自宅でてきる飲み込む力のチェック
30秒間で何回だ液を飲み込めるか。
3回以上飲み込めるとOK。
噛む能力のセルフチェック
こめかみに手ををあてて、奥歯でかるく噛む
頬骨から2センチほど下がった場所
ポイントは左右が均等に膨らむかどうか?
[ads]
むせなくなる方法
これまで1万人の飲み込む力を改善してきた浜松市リハビリテーション病院の藤島一郎先生が、むせなくなる方法を教えてくれた。
ある簡単なことを習慣にすれば、誤嚥もすくなくなり、むせることも少なくなるという。
よくしゃべることは口の運動になる。
食べることが運動。
嚥下おでこ体操
おでことてのひらで15秒ほど押し合う。
特に、食事前に行うと効果的という。
ペットボトルブローイング
息を吐いて音を出す楽器が有効だが、ペットボトルに水を入れストローで息を吹き込むことでものどが鍛えられる。
このペットボトルブローイング用ペットボトルの作りかたは
(1)ペットボトルの上の方に穴をあけ、ストローを挿す
(2)穴とストローの間にテープなどを貼って隙間をふさぐ
ペットボトルブローイングのやりかたは
できる範囲で長く吹き続けて、時間を測りながらできるだけ長く息を拭き続ける。
自分の限界がわかったら、その半分の秒数を目安に行う。
朝と夜の食事前に、1日2回でもOK。
キャップはゆるめから始めて、徐々に強くしていく。
だ液の分泌をよくする食べ物
だ液の分泌を促進する栄養素は、ビタミンC、コエンザイムQ10、イソフラボン、アスタキサンチン。
これらが含まれる、イチゴ、ラム肉、豆乳、鮭がおすすめとのこと。
コメント