1月16日の「今でしょ!講座」は3時間スペシャルの『木村拓哉と一緒に学ぶ!この冬に日本を襲う危険ランキング』
殺人インフルエンザに続いて、2位にランクされたのがノロウイルス。
嘔吐や下痢による激しい脱水症状を起こすノロウイルスは、、乾燥していると空気感染もしてしまう。
感染したことのある木村さんは「あれは絶対経験しない方がいい」という。
解説してくれたのは、新ゆり内科院長の高橋央先生。
感染力が桁違い
ノロウイルスは感染力がとにかくすごい。
ノロウイルスの感染力はインフルエンザの1000倍とも言われ、ウイルスが10数個口に入っただけで感染が成立するという。
応急処置はちびちび水分補給
ノロウイルスに感染すると、吐いたり下したりで体のなかからどんどん水分が抜けていくので、水分補給する。
口から飲むことができるならば、1リットルの水に塩3g、砂糖40gぐらい入れてスポーツドリンクのようなものにして、温かくしてちびちび飲む。
そうすると、比較的吐くことなく水分が摂れる。
調理方法
ノロウイルスは熱に弱く、85℃で90秒以上加熱して食材の中心部までしっかり熱を通す。
自宅で調理するときも、しっかり加熱することが大事。
感染拡大を防ぐトイレの使いかた
厚生労働省の検査で検出されたトイレ1平方センチあたりのノロウイルスの遺伝子数は、便座が520~15000、手すりが110~5900、ドアノブが120~270。
ノロウイルスの感染拡大を防ぐには、トイレのフタをしめてから水を流す。
便と排水が吸い込まれていくときにしぶきが上がる。
目に見えない小さなものが、無数に水滴となって飛び散ってしまう。
次の人のために、便座やその周囲も拭くのが一番よい。
アルコールはノロウイルスに効かないので、次亜塩素酸ナトリウム入りの消毒剤を使う。
ノロウイルス予防に手洗い
手に付着したノロウイルスは、水で洗い流せる。
外食するときも、まずトイレに直行して手を洗ってから食事する習慣をつけたほうがよい。
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