12月16日の「世界一受けたい授業」は、今年わかった16の新常識が紹介。
そのなかで、歯周病の新しい治療法3DSが紹介された。
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毎日歯を磨いていても
20代の7割、30~50代では8割、80代では9割の人がかかっているというのが歯周病。
毎日歯を磨いていても、磨き残しなどで細菌の塊であるプラークが、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に残り、数日で歯石に変化。
その後歯茎が炎症を起こし歯周病を引き起こす。
すると、歯茎から出血する歯肉炎や、健康な歯が抜け落ちてしまう。
3DSとは
今まで、この歯周病は完全な治療が難しいと言われていた。
しかし、今年、その原因となるプラークを歯周ポケットから完全に除去できる治療法が見つかったという。
それが3DS(Dental Drug Delivery System)。
デンタル・ドラッグ・デリバリー・システムとは何なのか?歯の薬を配達してくれるのか?
その方法は、自分の歯型で作ったマウスピースのなかに、殺菌作用のあるペースト状の薬を塗り、これを1日1回5分間装着するだけ。
歯に直接薬を塗っても薬液が落ちてしまうが、マウスピースをすることで、歯周ポケットに薬がとどまりしっかりと入り込む。
鶴見大学歯学部の花田信弘教授によると、実験ではおよそ3か月の使用でプラークが除去され、歯周ポケットが正常化されたとのこと。
現在全国300以上の歯科医院で、マウスピースをつかった3DSの歯周病治療が受けられるという。
うちの近くの歯医者さんでも、どこかないかな?
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