12月12日の「たけしの家庭の医学」で、頻尿の予防・改善法が紹介。
解説してくれたのは、国立長寿医療研究センターの吉田正貴先生。
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何回トイレに行くと頻尿?
頻尿は水分の摂りすぎや生活習慣に関わるものも多いが、腎臓や心臓・脳・脊髄の異常が原因の場合もある。
日中だと8回、夜間の睡眠中だと1回でも行くと頻尿。
夜間頻尿は睡眠不足の原因になり、夜起きた時の転倒や骨折のリスクもある。
夜間頻尿のある人は、死亡率が健康な人の約2倍になるという報告もある。
足のむくみで夜間頻尿になりやすさチェック
今はそうでなくても今後夜間頻尿になりやすいかどうかがわかるチェック法が紹介。
それは、足のむくみをチェックすること。
むくみの水分が夜間頻尿につながる。
むくみがあると片足に200~300㏄の水分が溜まっているので、両脚で400㏄以上になる。
そんな人が夜寝ると足に溜まっていた水分が血液に戻ってきて、全身の血液の量が増える。
そうすると体は余分な水分を出そうとして、尿をたくさん作り、それが夜間頻尿になるという。
足のむくみのチェックの仕方は
(1)足のすねを出す
(2)すねの骨の内側を、親指で約3秒強めに押す
健康な場合は押した跡が残らずもとに戻るが、むくみのある足は、指の跡がくぼんで残ったりなかなか戻りにくい。
むくみによる夜間頻尿を招きやすく、現時点で夜間頻尿がある場合はこのむくみが原因の可能性がある。
夜間頻尿を予防・改善に入浴
入浴すると、水圧と温熱の効果で結構がよくなって、足に溜まった水分が血液中に戻りやすくなる。
ただ、その水分が尿になってでてくるのに3~4時間かかるので、睡眠の4時間前に入浴する。
寝る前におしっこをして寝れば、夜間は起きなくて済む。
しっかり水圧がかかるためには、半身浴より全身浴のほうがよい。
入浴が難しい場合は、足のマッサージや弾性ストッキングをはいたり、足を高くして横になるという方法もある。
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