11月21日の「林修の今でしょ!講座」で、お医者さんたちが行っている、ひき始めに行うと風邪の悪化を防げる治しかたがランキング形式で紹介された。
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5位 温めたバナナを食べる
バナナのファイトケミカルは、温めると体の免疫機能をサポートする力がアップするという。
ホットバナナの作り方は、バナナの皮を剥き丸ごとかざく切りにして、600Wの電子レンジで30~40秒加熱する。
4位 ハッカ飴をなめながらお風呂に入る
そもそも風邪をひいてもお風呂に入って良い。
のどの奥にある繊毛は乾燥するとへたってしまって、ウイルスなどの異物を追い出せない。
お風呂の湯気の湿気で繊毛の機能が戻るので、お風呂の湯気を吸いのどの乾燥を防ぐことが非常に有効という。
お風呂から出てすぐに寝るならば、お風呂に入ってよい。
ポッカポカのまますぐに寝ればよく、冷やさないことが大切。
汗が蒸発すると熱が奪われるが、それが良くないので、タオルケットなどをかけ頭は洗わないほうがよい。
ハッカ飴に含まれるメントールは、咳止めやうがい薬の中にも含まれていて、血管拡張作用や抗炎症作用などがあり、鼻づまりを治したり喉の痛みを和らげる作用もある。
3位 おかゆに青ネギを入れて食べる
ネギの青い部分には、アリシンが含まれている。
アリシンには強い殺菌効果があり、風邪の原因となる菌を殺してくれるという。
2位 自分の体格に合わせて漢方薬を飲む
これが自分に良いという漢方を見つけるのが大切。
筋肉質の元気な人から元気のない人まで分かれるが、それに合わせて漢方を飲んだほうが早く治せる。
風邪を治すのに4種類の漢方薬が紹介された。
がっちりタイプには、27番の麻黄湯。
次は1番の葛根湯。若い人から中年くらいまでは、悩んだら葛根湯で良いとのこと。
ちょっと華奢な人には、127番の麻黄附子細辛湯。
いちばん元気が無い人は、45番の桂枝湯。
これらのうちのどれが自分によいか試してみるとよい。
大切なのは、風邪をひいたと思ったらすぐに飲むこと。食後に飲む必要はない。
漢方薬は風邪かなと思ったら飲む。
それに対して、普通の風邪薬は風邪だと確信してから飲む。なぜなら、体温を下げる成分が入っているから。
1位 20分有酸素運動をする
風邪かなと思ったら、20分ウォーキングをする。
軽い運動をすることによって、免疫細胞が活性化し、風邪のウイルスをやっつけてくれる。
自分のペースで疲れない程度に歩く。
スクワットでもジョギングでも、熱を上げることが大切。
ただし汗をかきすぎると、せっかく上げた熱を下げてしまうのでダメ。
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