11月16日の「主治医が見つかる診療所」は、10歳若返るぞ2時間SP。
人間の体は、『糖化』により、いつの間にか焦げ付いてしまっているという。
タンパク質に過剰の糖がくっついて、焦げ付いてしまうという。
こうしてできた物質はAGEと呼ばれ、血管や骨のしなやかさが無くなり、動脈硬化や骨粗しょう症などにもつながってしまう。
糖化を防いで健康になる方法が紹介された。
解説してくれたのは、久留米大学医学部の山岸昌一教授、東京大学の伊藤明子先生。
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糖化の危険度チェック
・早食いである
・食事の時はご飯から手をつける
・炒め物や揚げ物が好き
・野菜はあまり食べない
・スイーツや甘い飲み物が好き
・お酒をよく飲む
・お酒を飲んだあとに、食事をしてしまう
・運動はあまりしない
4個以上チェックがはいるとイエローカード。糖化がすでに進んでいる可能性があり食生活の改善がおすすめ。6個以上だとレッドカード。糖化がかなり進んでいる可能性があり今すぐ食生活の改善が必要という。
糖化を防ぐとどんなメリットが?
糖化を防ぐと、美肌、シミシワの予防などさまざまな健康効果が期待できるという。
どんなことをすると血糖値が上がる?
糖化の原因になる全身の血液の中の糖分。その濃度を数値化した物が血糖値。
血糖値は1日のなかで上がったり下がったりしている。
番組ではゲストのタッチの2人24時間血糖値を測定し、どんなときに血糖値が上がりやすいか実験された。
うどんを食べるときは、うどんだけよりたまごを加えたほうが、血糖値が上がりにくい。
単品ものは吸収が速いので血糖がサッと上がってしまう。また、卵のタンパク質や脂質が糖質の吸収を抑えてくれる。
同じ食事のときは、ご飯を先に食べると一気に血糖値が上がり、サラダを先に食べると血糖値が上がりにくい。
野菜ジュースだと食物繊維が少なく吸収が速いので、野菜をそのまま食べるほうがよい。
食後に、20分部屋の掃除や食器洗いなどをすると、なにもせず休憩している場合に比べ、血糖値は上がりにくい。
おやつに砂糖を多く含んだスイーツは、血糖値が急激に上がりやすい。
調理法では、蒸したほうが血糖値が上がりにくく、揚げものだと血糖値が急上昇しやすい。
揚げ物には衣やパン粉がついているので、どうしても血糖値が上がってしまう。
食後に15分の軽い運動を
家事などの日常生活のほか、普段からちょこちょこ動く。
車を遠くに駐車したり、こまめに動くことで血糖値の急上昇を防ぐことができる。
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