11月7日の「この差って何ですか?」で、『目が悪くなる人とならない人の差』が紹介。
いっけん目にとって良さそうだが、実は悪いことがたくさんあるという。
いつまでも目を健康に保つにはどうすればよいのか?
深作眼科の深作秀春院長が、解説してくれた。
目はむき出しの臓器
目はむき出しの臓器で、外的な影響をうけやすい。
目の健康寿命は70年ほどしかなく、命より先に目の寿命がつきてしまうという。
目が疲れているときの激しい眼球運動はダメ
目が疲れているときに、目を上下左右に動かす体操はやってはいけない。
わざわざ目を激しく動かすことに、何のメリットもない。
目のなかには硝子体のまわりに網膜があるが、目をはげしく動かすと網膜剥離になってしまう場合がある。
眉間をマッサージするときは、目の部分には触らず骨の部分をマッサージする。
白内障対策に濃いサングラスはかけないほうがよい
白内障の原因の一つは紫外線。
紫外線から目を守るためにサングラスをかけたりするが、濃いサングラスは白内障のリスクが高い。
瞳孔が大きくなったり小さくなったりして光の入る量が調節されるが、色の濃いサングラスは見える範囲が非常に暗くなる。
暗くなると光をたくさん入れようとして瞳孔が広がるが、サングラスをかけていても、上や横から反射の光が大きく開いた瞳孔に入ってしまう。
MCの加藤浩次さんがコメントしていたが、スポーツ用のサングラスや雪山のゴーグルのような、全部覆うようなサングラスが良さそう。
一気に水を飲むと緑内障に良くない
緑内障は見えにくい部分があっても、脳のなかで映像が補正されてしまうので、病気になかなか気づきにくく失明の危険もある。
そんな緑内障のリスクが高いものとして紹介されたのが、運動後にたっぷり水を飲むこと。
体の中の水分が急に増えると、目の中に出てくる水も急に増える。
すると、眼球を保つ眼圧も急に高くなり、視神経を圧迫して視神経障害を起こす。
脳に映像を送る視神経が傷ついたことにより、視界がどんどん狭まっていく。
500ミリリットルのペットボトルでも、緑内障を起こしやすい人は眼圧が上がる。
水を一気に飲むのが良くない。
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