11月6日の「名医のTHE太鼓判」は、『人には言えないトイレの悩み解決SP』
便秘解消の提案として、朝炭酸水とアーモンドを食べお風呂のいすを足置き台に使う方法が紹介されたあとは、頻尿について。
40歳以上の約1000万人が悩んでいるという頻尿。
恥ずかしさから相談できず、1人苦しんでいることも多い。
頻尿チェックポイント
40代以上は必見という、頻尿チェックポイント。
何気なくおこなっている普段の行動で、頻尿予備軍に!
次の3つの項目のうち、ひとつでも当てはまると要注意。
(1)コーヒーを6杯以上飲む・・・コーヒーやお茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、飲みすぎは要注意。
(2)揚げ物が好き・・・揚げ物の油には、利尿作用のある成分が多く含まれている。利尿作用のあるビールはもちろん、揚げ物の摂りすぎにも要注意。
(3)トイレをよく我慢する・・・これが頻尿を引き起こす最大の原因。
尿意を我慢すると膀胱炎に
泌尿器科の平沢精一先生によると、頻尿になる原因はたくさんあるが、女性の場合一番多いのは膀胱炎によるもの。
女性の2人に1人が経験するといわれる膀胱炎。
膀胱炎になると、残尿感などの症状が起こり、トイレの回数が増える。
尿意を我慢することで膀胱炎になり、それが頻尿の症状を悪化させてしまう。
膀胱炎を繰り返すことで慢性膀胱炎になったりもする。
生真面目な人がなりやすい脳頻尿
生真面目な人ほど陥りやすい神経性の頻尿。言い換えると、脳頻尿。
トイレを我慢した苦い記憶が不安を呼び起こして、それが頻尿を引き起こすという。
泌尿器自体になにが病気があるわけではないが、精神的な緊張によって脳自体が「トイレに行きたい」という強迫観念を生み出してしまうような、脳が錯覚を起こしている状況。
軽く見ていると、最悪の場合うつ病、あるいは筋力低下を起こして寝たきりになってしまう可能性もあるという。
事前に外出先のトイレの場所を確認しないと外出できないとか、バス旅行など長時間トイレに行けない環境を諦めるといった傾向が出てくると、外出自体を控えるようになってきて、それがうつや認知症の引き金になる。
脳頻尿の治療はカウンセリング
脳頻尿の一番の原因は、トイレに対する不安。
その治療は、カウンセリングが最も効果的。
自分は病気ではないという意識を強く持つ必要があるという。
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