10月27日の「爆報!THE フライデー」に、頻尿に悩むという歌手の松崎しげるさんが登場。
人間ドックの結果、前立腺肥大症と、さらなる精密検査で認知症予備軍の可能性を指摘された。
頻尿に悩む患者吸うは日本で約810万人だが、なぜそれが認知症につながるのか、そして改善方法は?
頻尿とは
一日の排尿回数が8回以上の状態のこと。
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前立腺肥大症とは
前立腺肥大症とは、膀胱の下にある前立腺が加齢などの原因で大きくなる病気。
尿の出を調節する前立腺が肥大することで、膀胱を圧迫し尿が溜めづらい状態となり、頻尿を引き起こす。
なぜ認知症予備軍なのか?
認知症予備軍は、何も対策をとらずにいると将来的に認知症になる可能性がある状態だが、近年の研究で認知症と頻尿の関係していることが判明していた。
正常な脳は、膀胱に尿が溜まると大脳皮質が判断し排尿の指令を出す。
しかし、アルツハイマー型認知症の場合、大脳皮質に異常があるため、尿が溜まっていないのに排尿の指令を間違って下してしまう。
シンプルな立方体の絵を見てそれを書き写すことができないような、空間認知機能の低下は認知症患者の特徴の一つで、ひどくなると自分の居場所が把握できずに徘徊を引き起こす。
また、考えるとかプランニングするところである前頭葉の血流が低下すると、集中力や段取りが悪くなる。
本山式筋トレ
数年前に話題になったあともいまだに多くのメディアに取り上げられている「本山式筋トレ」が紹介された。
そのやりかたは
(1)足を肩幅の2倍に開き、手をクロスして胸にあてる
開いた足先は45度程度ずつ外へ開き、腰を下ろすとひざがつま先と同じ向きに曲がるようにする
(2)10センチ程度の上下運動をゆっくり20回行う
脳の若返りを目指している松崎さんは、脳の血流を良くするというブロッコリーも取り入れているという。
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