10月23日の「名医のTHE太鼓判」は、『口に問題アリ!芸能人大集合SP』
最初は、自分ではほとんどわからない口臭。
妻・木下優樹菜さんに「寝ている間から臭い」と言われてしまう藤本敏史さんもその一人だが、歯周病による口臭という。
歯周病は、口臭など口だけの問題にとどまらず全身の臓器に悪影響を及ぼすので、早急に治療することが大切だが、あわせて口臭予防のうがいも紹介された。
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40代から急増の歯周病
口臭の原因でもある、40代から急増する歯周病。
食べかすなどの細菌感染によって引き起こされる。
口臭だけでなく、命に関わる疾患の原因にもなる。
歯周病菌が傷んだ歯茎から血管の中に入ると、さまざまな臓器に悪影響を与える。
血液自体が固まりやすくなり、心臓を養っている冠動脈が閉塞して心筋梗塞のリスクを高めてしまう。
すい臓癌、食道がん、大腸がんのリスクも高める。
歯周病がなぜ口臭の原因となるのか?
歯周病の細菌が作り出すメチルメルカプタンは、法律で毒物に指定されていて、毒性の強さは青酸ガスに匹敵するという。
この毒ガスが、歯茎を壊してしまう。
歯周病の口臭改善にオリーブオイルうがい
歯周病による口臭の撃退方法として、オリーブオイルうがいが紹介された。
そのやりかたは
(1)大さじ1杯のオリーブオイルを口に含み、舌を口のなかで左右に3回ずつまわす
ほうれい線を広げるようなつもりでまわす。
(2)口を閉じたまま、歯の表裏の汚れを取るように舌でみがく
(3)オイルを含んだままブクブクうがいを10分間する
(4)10分後オイルを吐き出し口をゆすぐ
オイルによってうるおいをキープすることで、口のなかの汚れが凝縮されることを防ぐことができる。
エゴマ油や亜麻仁油、ごま油でも同様の効果が期待できるという。
女性は50歳前後になるとだ液が減ってしまう
また、女性は50歳前後になると、だ液の量が減ってしまう。
だ液は汚れを洗い流す効果があるので、だ液の分泌量が減少は歯周病の感染リスクを高めてしまう。
歯茎そのものの粘膜が薄くなることによっても、感染しやすくなる。
食後30分は歯磨きをしない
まず、食後30分は磨かない。
食後は口のなかが酸でいっぱいになる。それをだ液の力で薄めてくれる。
歯科医の小林瑠美先生によると、だ液の力をより発揮させてから磨くことがおすすめという。
歯磨きは歯ブラシを45度に当て振動させる
歯周病菌が潜んでいるのは、歯と歯茎の境目、歯と歯の間。
歯ブラシを45度の角度であてて、ちょっと押し込むようにして、やさしく振動を与えるようにして磨く。
大きくこすってしまうと、歯周病菌をよけて磨いているような感じになってしまう。
さっそく、普段納豆にかけているアマニ油でブクブクしてみたが、10分どころか10秒くらいで気持ち悪くて吐き出してしまった。
ごま油で再度挑戦してみようかな。
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