9月12日の「この差って何ですか?」で、朝起きたときに、顔がむくんでいるときとむくんでいないときの差が紹介。
前日に飲んだお酒が関係するのではなく、ポイントは寝ているときの体勢と食事に含まれるあるものの差だという。
解説してくれたのは、お茶の水血管外科クリニックの広川雅之院長。
なぜ顔がむくむのか?
むくみとは、皮膚の下の脂肪に水がたまっている状態。
皮膚と脂肪の間に皮下脂肪という組織があるが、そこに一番水が溜まりやすい。
この部分に水がたくさん溜まって、むくみの状態になる。
女性は男性に比べて皮下脂肪が多いので、むくみやすい。
むくみの原因のひとつは、うつぶせ寝
広川先生によると、むくむときとむくまないときの差は二つ。
一つ目は、あおむけで寝たかうつぶせで寝たかの差。
横になると、重力の影響で下半身のむくみが顔に移動する。
さらに、うつぶせで寝た場合、顔に水分が集まって、顔がむくんでしまう。
特に、まぶたのところは皮膚が薄いので、むくみが現れやすい。
前日の夜の塩分
もう一つの差は、前日の夜に塩分をたくさん摂ったかどうか。
塩分に含まれるナトリウムが水を引き込む性質があるので、塩分を多くとるとむくみやすくなる。
お酒を飲んだ翌日にむくむのは?
アルコールは利尿作用があるので、アルコールだけ飲むと脱水しやすい。
しかし、いっしょに食べているつまみが塩っ辛い。
お酒を飲んでいるときに、塩っ辛いものを食べなければ、次の日もむくみにくいという。
むくみを解消してくれる食材
お酒を飲むときなどに、次の日のむくみを解消してくれるオススメおつまみがキュウリ。
キュウリにはカリウムが多く含まれているが、カリウムはナトリウムを排出する作用がある。
その他は、塩をかけない枝豆やホウレンソウというので、現実的にお酒を飲んだ翌日は、やはりむくんでしまいそう。
顔がむくんだ時の解消法「笑顔体操」
朝起きて顔がむくんでいるときの解消法としては、顔の筋肉を動かすこと。
それによって血流がよくなって、むくみが早くとれやすくなる。
その具体的な方法が「笑顔体操」
鏡を見ながら、無表情と笑顔になった状態を交互に10回くらい行う。
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