Eテレ「Rの法則」で、早坂信哉先生が美しくなる入浴法を解説してくれた。
洗顔とおなじく肌も泡であらうことと、髪の毛はよくお湯でぬらして頭皮をあらうことがポイントのよう。
美しくなるシャワー入浴
(1)入浴前にはコップ1~2杯の水分補給を
1回の入浴で約800mlの水分を失う。
皮膚の表面は濡れていても体の中は脱水状態なので、入浴前に水分を摂らないと乾燥肌の原因になる。
(2)お湯を浴びる前にかけ湯をする
お湯をいきなり全身にかけると、血圧が急上昇する。
10代の人でもいきなり心臓にお湯をかけると、不整脈を起こす危険も。
心臓から一番遠い足先から徐々にふともものほうに10秒ほどかけてシャワーをかける。
続いて、手の先からゆっくり10秒かけて肩へシャワーをかける。
温度は、ぬるめで38℃程度。
(3)足湯で全身を温める
大きめの洗面器に42~43℃の少し熱めのお湯を、くるぶしまで浸かるように足湯に入る。
血液が全身をまわっているので、足を流れる血液が温まり全身に回る。
足湯は湯船につかるのと同じ効果があるという。
シャワーを併用すると5分ほどで、全身が温まる。
足湯は、バスタブにお湯を貯めて行ってもよい。
肌は28日間のサイクルで細胞が入れかわり、新しい細胞が下からどんどん生まれてくる。
血行がよくなると、体の隅々に栄養が行きわたるのできれいな肌が生まれる。
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頭は頭皮を洗う
シャンプーは髪を洗うものではない。
正しい髪の洗い方は、シャワーで髪をよくぬらすこと。これでかなり汚れが落ちる。
・シャンプーはワンプッシュ・・・お湯で薄めて泡立てる
・頭皮を指の腹で洗う・・・皮脂の多い後頭部から、指の腹でもむように優しく洗う
髪の毛ではなく頭皮を洗うことで、健康でキレイな髪が生えてくる。
頭皮を洗ったシャンプーが髪の毛に触れれば十分で、髪の毛は洗う必要がない。
髪の毛は摩擦に弱いので、巻き込んで洗うと痛むこともある。どうしても気になる場合は、毛先だけ泡で優しくなでる。
シャンプーは皮膚に残るとよくないので、しっかり洗い流す。
トリートメントは髪の内部に浸透、リンスやコンディショナーは髪をコーティングするので、両方つかう場合はトリートメントを先に行う。
体は泡で洗う
タオルでゴシゴシはダメ。体は手をつかって泡で洗う。
皮膚の表面の細胞は自然と剥がれるもの。
タオルでこすると無理にはがすことになり、肌を傷つけてしまう。
理想の泡は、手に乗せても形が崩れない泡。
泡の作り方
ネットとせっけんをよく濡らし、ネットを手のひらで転がすように泡立てる。
泡立ちが悪いときは、少しずつ水を足しながらやってみると良いそう。
体は縦ラインを洗う
泡を手で転がすようにして、胸とおなか、背中は届く範囲、さらに脇と股を泡をつけた手で洗う。
あとはシャワーで流して終わり。
中心は皮脂が多く、基本的に洗うのはこの皮脂の多い縦ラインだけで十分。
脚など気になる人は、同じように泡で泡えばよい。
入浴後はタオルに水分を吸収させる
入浴後も、タオルはゴシゴシと拭くのではなく、肌にあてるようにして水分を吸い取る。
髪の毛もタオルに水分を吸い取らせるようにする。
髪は濡れているときに傷みやすいので、なるべく早くドライヤーで乾かす。
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