年を重ねるにつれて、心臓の筋肉が柔らかさを失い、だんだん小さくなり硬くなってくる。
8月22日の「たけしの家庭の医学」で、心臓の硬化を防ぐ『心臓やわらか物質』が取り上げられた。
解説してくれたのは、東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生。
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心臓は30代から硬くなり始める
心臓は30代から硬くなり始め、一生のうち5人に1人が心不全になるという。
加齢で心臓が硬くなり動きが悪くなると、一回の拍動で送り出す血液の量も減ってしまう。
全身で酸素や栄養分が不足し、疲れやすくなったり、息切れしたり、最悪の場合心不全を起こしたりしてしまう。
心臓やわらか物質SOD
『心臓やわらか物質』とは、SODという酵素のこと(ウィキペディアによると、スーパーオキシドディスムターゼ (Superoxide dismutase))。
このSODを体のなかでたくさん分泌することができれば、年を取っても心臓を柔らかくできる可能性があるという。
どうすればSODを増やすことができるのか?
加齢とともに減少してしまうSODを、高齢になってもしっかりSODを分泌させ心臓を若々しく保っている心臓やわらかタウンとして静岡県の熱海が紹介。
SODは筋肉を鍛えると増える。
熱海は、海岸から山への距離が近く、普通に生活をするのに坂があって、ふくらはぎなどが鍛えられるという。
だれでも明日からできるSOD分泌法として、坂道や階段を良く歩くこと。
階段を歩くときは、ゆっくりでも十分負荷がかかる。
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