8月8日の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、細胞のアンテナで免疫力アップ、飲み込み力アップ物質に続いて、長寿世界一の香港の健康長寿の秘密を調査。
東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生が、血管年齢に着目した5つのポイントを解説してくれた。
朝から少し負荷のかかる運動で筋力アップ
香港では、朝は太極拳で汗を流す。
太極拳のゆっくりした動きは足腰の筋肉をつけるのに効果的。
筋肉がついてくると、その筋肉が食後の糖を吸収してくれて、血糖値がそんなに上がらなくなる。
日本人向けには、階段や坂道を上り下りする、早歩きするなど、短い時間だけ少し脈拍が上がる運動を取り入れるのがおすすめとのこと。
温かい飲み物を飲む
どんなときでも温かいものを飲むのが香港の常識。
温かいものは、血圧を下げるのに良い。
冷たいものは、交感神経を高めてしまい、血圧を上げてしまう。
温かいものを、夏でも常温の飲み物を飲む。
運動後はタンパク質を
運動のあと肉などのタンパク質を積極的に摂ることで、効率よく筋肉をつけることが可能になる。
ナッツ類をよく食べる
カシューナッツやアーモンド、くるみなどナッツ類を良く食べる。
血圧を下げるとか、上がらなくする食事のなかの代表的なものがナッツ類。
動脈硬化を予防する不飽和脂肪酸が豊富に含まれている。
漢方食材たっぷりの食事で減塩
高血圧予防の推奨摂取量は1日6gだが、現実に摂っているのは10g。
香港でも現実に摂っている塩分量は10gだが、生姜や陳皮などの漢方食材にはカルシウム、カリウムやマグネシウムなどミネラルが豊富。
中でもカリウムは、塩分を尿で排出するのを促す効果があり、高血圧の予防に効果的。
カリウム豊富な食材として、アボカド、納豆、ほうれん草、アジ、イワシ、鶏ささみ、豚ひれ肉なども紹介。
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