8月7日の「主治医が見つかる診療所」は、のどを鍛えて誤嚥を防ぎ、健康寿命を延ばす方法が紹介。
西山耳鼻咽喉科医院の西山耕一郎院長によると、のどを鍛えると10歳長生きできるという。
食事はドロッとしたものから
西山先生によると、食事はコーンスープやとろろなど、ドロッとしたものから食べる。
のどをゆっくりと通るので、誤嚥のリスクを下げることができる。
水やみそ汁などの液体はのどを通過するスピードが速いので、一番むせやすい。
のどの力チェック
のどの衰えは30代からはじめるという。
むせたり誤嚥しないための、のどの力が弱っていないかのチェック項目が紹介された。
・食事中にむせるようになった
・せき払いが増えた
・寝ているときに、せき込むことが増えた
・飲み込むとよくきに、ひっかかる感じがする
・たんがのどによく溜まるようになった
・声の感じが変わってきた
・時々のどが詰まった感じがする
2個以上あてはまっていると、のどの力が弱くなり始めている可能性がある。
6個以上あてはまっていると、のどの力が弱くなっている可能性が高い。
あえいおう体操
歌が苦手でものどを鍛えられるという「あえいおう体操」が紹介。
体を動かしながら、様々な発声法で「あえいおう」と声を出しのどを鍛える。
監修した、はぎの耳鼻咽喉科の萩野仁志院長によると、飲み込むときはのどは上にあがらなくてはならないが、高い声を出すときにのどぼとけが上にあがるので、そういう声を出すことで飲み込む力を鍛えることができる。
アイン舌イン
アインシュタイン博士の有名な写真をヒントにした、あえいおう体操のひとつ「アイン舌イン」のやりかたは
(1)舌をできるだけ伸ばしながら「あえいおう」と発生する
声をだすことによってものどは上にあがるし、舌を出すことによってものどは上にあがる。
へそリズム
2つめのあえいおう体操は「へそリズム」
(1)へそに手を当てて、短く「あえいおう」と発声する
声帯そのものの筋肉と声帯を閉じようとする筋肉の、のど全体の筋肉を鍛えることができるという。
ポイントは、リズミカルにおなかをへこますこと。
1日に10回程度行う。
コメント