7月11日の放送からリニューアルで「名医とつながる!たけしの家庭の医学」となったたけしの家庭の医学で、エピガロカテキンガレートが取り上げられた。
エピガロカテキンガレートは、その名前の通りカテキンの一種。
年齢とともに進んでしまう血管の老化や動脈硬化に対して、血管に脂肪を蓄積させない動脈硬化ストップ栄養素として紹介された。
解説してくれたのは、日本が誇る血管の名医・小田原雅人先生。
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お茶のエピガロカテキンガレートは悪玉コレステロールを下げる
お茶には、がんや認知症予防の研究もあるが、最も確実というのが血管への効果。
エピガロカテキンガレートは悪玉コレステロールを下げる働きがある。
悪玉コレステロールは酸化によって血管内に溜まっていくが、お茶に多く含まれるエピガロカテキンガレートが悪玉コレステロールの酸化を防いでくれることがわかってきているという。
お茶の中でも煎茶
このエピガロカテキンガレートはどんなお茶にでも含まれているわけではない。
煎茶、ほうじ茶、玉露、抹茶の中で最も多いのが煎茶。2番目は抹茶。
エピガロカテキンガレートは、お茶に含まれる渋みの一種で、日光をあびればあびるほど増加していく。
そのため煎茶に多く含まれる。
沸騰したお湯で
エピガロカテキンガレートは、お湯の温度が高いほど溶けだしやすい。
渋いお茶ほどカテキンが多い。
緑茶にはカフェインも含まれているので、飲みすぎには注意する。
たとえ熱いお湯でいれたとしても、3割しか抽出されないという。
もっと効率的にとれる方法として、粉末煎茶が紹介。
7割は抽出されないが、粉末茶葉であれば茶葉に残る7割に相当するエピガロカテキンガレートも摂ることができる。
粉末煎茶はよくお寿司やさんのお茶に使われている
粉末煎茶を水に入れてシェイクしたり、焼酎の緑茶ハイ、粉末煎茶入りパウンドケーキ、粉末煎茶スパゲッティなどが紹介された。
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