7月3日の「主治医が見つかる診療所」で、高カロリーなのに内臓脂肪をすっきりできる食材として、チーズが紹介。
解説してくれたのは、東北大学農学部の齋藤忠夫先生。自らも半年で14キロのダイエットに成功しリバウンドもしていないという。
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チーズの脂肪は燃焼しやすい
チーズは水分を除くと半分はタンパク質、半分は脂肪。
チーズは、その通り脂肪の含有量が高いが、チーズの脂肪は非常に燃焼しやすく蓄積しづらい。
肉類などに含まれる脂肪は長鎖脂肪酸で、分解されにくく吸収もされにくい。そのため、エネルギーとして使われるまで時間がかかり、つまり体に溜まりやすいという。
一方、チーズは中鎖脂肪酸。分解されやすく吸収もされやすい脂肪で、はやくエネルギーとなるため溜まりにくいのが特徴。
さらに、体に溜まった他の脂肪の分解を促すという報告もあるそう。
チーズはカルシウムを摂る食品でもある
チーズの中のカルシウムの量と質と吸収性が、抗肥満に直結しているという。
煮干しなどの小魚に多く含まれるリン酸カルシウムは、カルシウムの中でも特にかたく、骨や歯の材料に適している。
一方、チーズなどの乳製品に多く含まれるのはカゼインカルシウム。体に吸収されやすいため、カルシウムの摂取に効率的。
チーズ中のカルシウムは40パーセントぐらいの吸収率があり、少量で大量のカルシウムを摂ることができる。
効率のよいチーズの食べ方
プロセスチーズもナチュラルチーズでも、毎食の15分ほど前に10~20g食べる。
食前にチーズを食べると、血糖値の急上昇も抑えられるという。
チーズを食べる方法として、味噌の量を3分の1にしたみそ汁に粉チーズを大さじ半分加える方法が紹介されていた。
チーズにはうま味成分が利いていてみそ汁と合うらしい。チーズはチーズで単体かチーズトーストなどで食べたほうがおいしいとも思うが、味見をしながらチーズみそ汁も試してみよう。
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