体のなかの脂肪が、ストレスや生活習慣の乱れなどによって、まるで古くなった油のようにドロドロに酸化してしまうという。
痩せていても、子どもでも、脂肪がサビてしまう可能性があるという。
6月10日の「世界一受けたい授業」で、九州大学の大和真由実先生が、脂肪のサビチェック方法やサビ落とし法を教えてくれた。
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脂肪のサビチェック
枕についた臭いで、脂肪のサビがわかる。
サビた脂肪は独特な臭いがある。
実際に臭いを嗅いでみたIKKOさんは「油を何回も使いまわしたような」、有田哲平さんは「古い押入れの臭い」とコメント。
自分の臭いはわかりにくいので、家族に嗅いでもらうか、起きたばかりの枕の臭いを嗅いでみる。
血液中の酸化物の濃度を測ることで、より正確に脂肪のサビ状態がわかる。
脂肪のさび落としウォーキング
話ができるくらいの速度でウォーキングを行う。
ポイントは腹式呼吸を行うこと。おなかに手をあてて確認しながら行うとわかりやすい。
こうすることで、活性酸素の生成を抑制して、サビに対する抵抗力がアップする。
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脂肪のさびを落とすせん茶
脂肪のサビを落としてくれる栄養素はビタミンE。
ビタミンEは油に溶けやすく、脂肪のサビを効果的に落としてくれる。
そのビタミンEが含まれる食材の中でも、断トツの1位がせん茶。
せん茶の栄養を効果的に摂るには、そのまま食べることという。
具体的なメニューが2つ紹介された。
茶ノベーゼ
ジェノベーゼパスタのバジルの代わりに茶葉をふんだんに使った「茶ノベーゼ」
材料は、パスタ、オリーブオイル、ひまわり油、アーモンド、ベーコン、にんにく、せん茶、粉チーズ。
通常のジェノベーゼでは松の実などを入れるが、ビタミンEが豊富なアーモンドを使用。
せん茶に次いでビタミンEの多いひまわり油も使う。
作り方は
(1)材料をミキサーにかけ、茶葉ソースを作る
(2)あとは、ゆでたパスタとまぜるだけ
茶ぶ茶ぶ
もう一品は、お茶でさっぱり食べられるしゃぶしゃぶ「茶ぶ茶ぶ」
(1)鍋にたっぷりと茶葉を入れる
(2)あとは、好きな具材をしゃぶしゃぶするだけ
茶葉と一緒に食べるのがポイント。
ポン酢に茶殻を入れたお茶ポン酢、アーモンドを入れたゴマダレで食べる。
魚の脂に含まれるEPAやDHAもサビ落としに効果的なので、ブリを使った茶ぶ茶ぶもおすすめという。
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