健康寿命を脅かす高血糖。
5月16日の「みんなの家庭の医学」で、血糖値を上げないための高血糖ストップ遺伝子・サーチュイン遺伝子が取り上げられた。
サーチュイン遺伝子を活性化させると、血糖値を上げずに済むという。
ゆっくり食べることや野菜から食べるなどではない、血糖値を上げないその方法とは?
解説してくれたのは、血糖値のエキスパート、金沢医科大学の古屋大祐教授。
サーチュイン遺伝子を活性化させると血糖値が上昇しない
アメリカ・ウィスコンシン大学医学部のサルによる高血糖ストップ遺伝子実験によると、高血糖ストップ遺伝子を活性化しない普通に飼育された場合には年齢とともに血糖値が上昇し、ほとんどのサルが加齢によって高血糖状態になったが、活性化した場合は年をとっても血糖値はほとんど上昇しなかったという。
サーチュイン遺伝子は人間でも働いている人と働いていない人がいて、血糖値を改善させるにはこの遺伝子を活性化させる必要がある。
サーチュイン遺伝子が活性化すると、血管内の糖を積極的に細胞の中に吸収し身体を動かすエネルギーとなる。
サーチュイン遺伝子を活性化させる食事の摂り方
サーチュイン遺伝子を活性化させどれだけ食べても血糖値が上がらないようにするには、日々の食事を摂るタイミングが重要。
大学相撲部の高血糖の監督と、食べても血糖値の上昇しない部員の食事の様子を例にして紹介された。
古屋先生によると、絶食時間の長さがポイントという。
体内に栄養が入ってこない時間が長くなると、サーチュイン遺伝子が活性化するという。
一般家庭でも可能な方法としては、夕食の時間を1時間早める。
食事の内容は変える必要はない。
コメント
現在、糖尿病でヘモグロビンA1Cが7.6朝晩食前にアマリールを1錠づつ飲んでおりますが
私のような、完全に糖尿病と診断された者でも、サーチュイン遺伝子活性化を実践しても
効果があるのでしょうか? よろしくお願いします。
布施さん、コメントありがとうございます。
テレビでもどこかで小さくテロップが出ているはずですが、かかっているお医者さまに確認してみてください。
夕食の時間を1時間早めるだけなので、問題はないとは思いますが・・・。
布施さんのお役にたてず申し訳ありません。
おなかをグーっと鳴ってから食事を摂るのもサーチュイン遺伝位活性化になるそうなので、あわせて担当のお医者さまにご確認してみてはいかがでしょう。
どんなに食べても、野菜から食べなくても、血糖値があがらない方法ってやってたよな。
サーチュン遺伝子が細胞に血液中の糖を取り込むから、血中の糖が減るってことだったけど。
血液中の糖は減っても、細胞の中に取り込んだ糖は運動してエネルギーとして使わないと脂肪に変わるのにな。
あの番組見て、思いっきり食べて、運動もしなければ大変なことになるやん。
最近、この番組、信じ切れないちょっとおかしい時があるよな。