花粉症は、コップの水があふれてしまうように徐々に抗体が蓄積し、ある日突然発症する。
今は症状がなくても、明日発症する可能性もある。
3月8日の「ソレダメ!」で、花粉症対策の新常識が紹介された。
鼻づまりがつらいときは、ペットボトルを反対側の脇の下に挟む
鼻づまりで苦しいときは、ペットボトルを脇に挟む。
脇の下にある神経と鼻の神経はクロスしてつながっているので、つまった鼻と反対側の脇の下にペットボトルを挟むことで、神経が刺激され鼻詰まりが解消されるという。
メガネが曇るときは折りたたんだティッシュをマスクに貼る
マスクでメガネが曇るときは、ティッシュと両面テープをつかう。
(1)ティッシュ1枚を半分に折る
(2)さらに半分に折る
(3)棒状になったティッシュを1cm幅の棒状に折りたたむ
(4)両面テープを貼り、マスクの表面に貼る
こうすることで眼鏡でしっかりマスクが抑えられ、中から息が漏れることなく眼鏡が曇らないそう。
空気清浄機は玄関に
アレジオ銀座クリニックの呉孟達院長によると、一番効率よく空気清浄機を稼働させる場所は玄関。
リビングではなく玄関に置く。玄関の花粉をシャットアウトすることで、室内へ入ってくるのを未然に防ぐことができる。
換気は飛散時間帯を避け、網戸を全開で
換気しない限りは、室内の花粉はずっと室内に留まったまま。
家の中に入った花粉は、換気をして撃退する。
人や風によって室内に運ばれた花粉。その花粉の量自体は少なくても、外よりも室内のほうが狭いため花粉濃度が高くなる。
花粉が多く飛散するのは、気温が上がるはじめる午前11時から午後2時と、地面に落ちた花粉が帰宅ラッシュで舞い上がる夕方5時から7時。
この時間を避けて換気することで、室内の花粉の濃度を下げられる。
さらに、重要なポイントが、網戸を全開にすること。
花粉症の原因は、花粉自体ではなく、花粉の中に包まれている芯。
網戸に花粉がぶつかることで、アレルギー反応を引き起こす芯が飛び出すため、網戸は前回にしたほうがよいとのこと。
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