2月11日のTBS系テレビ「ジョブチューン」は、病気を予防する最強の食べ物SP。
がん、免疫力アップ、高血圧、認知症などを予防するのに非常によい食べ物がそれぞれ紹介された。
花粉症については、耳鼻咽喉科の遠藤誠先生が解説。
食べ続けることで、約8割の人の花粉症を抑えた意外な野菜とは?
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なぜ花粉症になるのか?
花粉のような異物が体内に入ってきて、体に害を与えるものだと判断されると抗体という物質をつくって、この抗体が異物を体の外に追い出そうとする。
花粉に対する抗体がIgE抗体で、このIgE抗体が花粉に反応した場合に花粉症になる。
IgE抗体が多い人は花粉症になりやすく、少ない人はなりにくい。
IgE抗体を減らしてくれるレンコン
花粉症になると、くしゃみ、鼻水・鼻づまりに加え、症状が重くなると、身体が熱っぽくなったり、だるくなったりして、日常生活に支障をきたすことも。
そんな花粉症に効く食べ物としては、ヨーグルトやテン茶が有名だが、IgE抗体を減らしてくれる今注目を浴びている食べ物がレンコン。
レンコンに多く含まれるポリフェノールのタンニンが、IgE抗体ができるのを抑えてくれるという。
食物繊維も豊富なので、腸の状態も整えてくれる。
レンコンを3か月食べ続けた人のおよそ8割が花粉症の症状が改善されたという研究結果も。
一日に輪切り3枚(約40g)を食べるだけでよい。
レンコンのより効果的な食べ方
埼玉医科大学の和合治久教授によると、皮をむかないでまるごと使うのがポイントという。
それは、タンニンが皮の周り2~3ミリのところに集中しているから。
レンコンポタージュスープの作り方
和合教授のおすすめはポタージュスープ。3人分の作り方は
レンコン1本、、豆乳400㏄、刻みパセリ少々、黒コショウ少々、なたね油適量
(1)レンコン1/2本を皮をむかずにすりおろし、もう半分も皮をむかずにみじん切りにする
(2)これらを鍋に入れ、出汁20㏄、白出汁大さじ3~4、酒大さじ2を加えて2~3分炒める
(3)豆乳を加えて、弱火で約10分煮詰める
(4)カップに入れたら、輪切りのレンコン、彩を加える刻みパセリ、黒コショウを加え、アレルギー症状を和らげてくれるビタミンEが豊富な菜種油を加えて出来上がり
レンコン汁を鼻の中に塗る
レンコンは食べる以外にも、しぼり汁を鼻の中に塗るという使いかたもある。
レンコンには、ムチンという粘膜を保護する作用がある成分が含まれているので、レンコンのしぼり汁を綿棒で1日2回鼻の中に塗ると、花粉の吸着をふせぎ炎症も抑えてくれるという。
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