2月8日のNHK総合テレビ「ガッテン!」は、『つら~い冷え症が改善!血管若返り術』と題して、冷え症の新しい改善ワザが紹介。
自律神経が乱れている場合と、血管が硬くなっている場合があるが、今回は後者の冷え症について。
血管のばしという方法で、冷えだけでなく、血管まで若返らせることができるという。
危険な血圧異常のある冷え症とは?
冷え症のなかでも、血管のばしが最も必要とされる、危険な冷え症があるという。
それは、普通に血圧を測ったあと、一度立って座り直して測ると危険な冷え症がわかる。
上の血圧の数値が、測り直したときに、10を超えて15まではイエローゾーン、15以上はレッドゾーン。15を超えると病院に行ったほうが良い。
血圧異常の冷え症の人には、脳梗塞が起こる危険がある。
掃除機をかけたり、自転車に乗ったり、ちょっとしたことで血圧が変動する人は、細い血管が血圧変動の影響を受けやすい硬い状態になっている。
若い人でも、血管が硬くて冷え症になっている場合がある。
立命館大学の家光素行先生が、硬くなってしまった血管を柔らかくするストレッチを教えてくれた。
どの部位の血管を伸ばすかを、意識して行うのがポイントという。
太ももの血管のストレッチ
太ももの大腿動脈を伸ばすストレッチのやりかたは
(1)正座をしてひざより前に手をつく
(2)左足をそのままうしろに伸ばしていく
腰は曲げずに反らして、顔は真正面を向く。
太ももの付け根あたりが伸びるのを感じながら行う。呼吸は止めずに行う。反対側も同じように行う。
ひざの血管を伸ばすストレッチ
膝窩動脈を伸ばすストレッチのやりかたは
(1)右足を軽く一歩前に出し、両手を膝に押さえこんで、左足をゆっくり曲げながら腰を引いていく
ひざの後ろが伸びているのを感じながら行う。
ふくらはぎの血管を伸ばすストレッチ
(1)正座の状態から右足を立て、両手をひざの上におき、反対の足を少しひらく
(2)胸を太ももの前にくっつけるようにして、前傾していく
このとき、かかとを床から離さないようにする。
ふくらはぎが伸びているのを感じながら行う。
ふとももの血管とすねの血管のストレッチ
(1)正座の姿勢から片足を伸ばし、反対の足のかかとをお尻につける
(2)両手を後ろについて、曲げたほうの足の太ももとすねを同時に伸ばす
太ももの太い血管のストレッチ
(1)仰向けの姿勢から、片方の脚を抱えて太ももをお腹に近づける
毎日続けることが大切
足の血行がよくなることで、全身の血行がよくなる。
血管が伸びると、その刺激で血管を柔らかくする物質が出てくる。
即効性があるが、あっという間に効果はなくなるので、毎日続けていくことが大切。
ジョギング、ウォーキング、水泳、自転車などの有酸素運動も大切。
似たようなストレッチはいろいろあるので、普段から体を縮こまらせずに、筋肉といっしょに血管ものばすイメージで伸ばすと良さそう。
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