2月7日の「林修の今でしょ!講座」は3時間SP。
その中で、『最新版!名医が作ったアレルギー検定2017』と題して、アレルギーに関する最新知識が紹介された。
・今でしょ!講座 2/7 だし巻き卵は強火で一気に、チャーハンは弱火でコツコツ
そもそもアレルギーとは?
昭和大学医学部今井孝成先生によると、体にとて入ってほしくないウイルスなどの細菌を排除する仕組みが、もともと免疫としてある。
アレルギーは、体に異物ではあるが積極的に排除しなくてもいい花粉や、むしろ積極的に摂りこんだほうがよい食べ物に対して免疫が過剰に反応するのがアレルギー反応。
昨日アレルギーではなかった人が、きょう突然アレルギーを発症する可能性がある。
昆布が食物アレルギーを抑える?
マウスを使った東京理科大学の研究で、昆布がアレルギーの発症を抑える可能性があることがわかってきた。
アレルギーを抑える働きをするTレグ細胞が、昆布を食べたほうが増えるという。
Tレグ細胞は、免疫がアレルギーの原因物質を過剰に攻撃するのを止める働きがあり、Tレグ細胞が多いほど、アレルギーの症状を抑えられるという。
マウスに対する研究段階で人に対しては証明されていないが、今井先生によると、週に2~3回とろろ昆布を入れたみそ汁を飲むぐらいでよい。

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▼根昆布 とろろ(とろろ昆布)▼ ふわふわ国産のとろろ昆布。昆布の根(根昆布/ねこぶ)を使用したとろろで、海藻のミネラルたっぷりです。温かいご飯にかけて、うどんやお味噌汁などの料理に加えて、お召し上がりください。 名称 海産物加工品 原材料名 昆布(国産)、醸造酢、還元水飴、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア)、増粘剤(プルラン) 内容量 80g×2 賞味期限 製造日より約300日 保存方法 直射日光・高温・多湿を避けて、常温で保存してください。 製造者 有限会社 味源 香川県仲多度郡まんのう町宮田1019番地16 TEL0877?75?3181 ご注意 表面の白い粉は、昆布に含まれる
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食後すぐ運動すると食物アレルギーが出ることがある
運動していないときは、腸のアレルギー原因物質の吸収がゆっくりだが、運動中は原因物質を吸収する働きが促進されてしまう。
運動で発症する食物アレルギーは、小学校高学年から中高生に起こりやすく、成人でも発症するおそれがある。
小麦や甲殻類は、食後2時間以内に運動したときだけ誘発される食物依存性運動誘発アナフィラキシーの原因になる。
運動中にそういう反応があった場合は、食事の内容を確認してみる。
食物アレルギーは原因となる食べ物を食べなくても発症する可能性がある
アレルギーの原因物質は、食べるよりも肌に触るほうがアレルギーが発症しやすくなる。
胃や腸は異物が入ってきてもよい臓器だが、肌の皮膚や粘膜は異物が入ってはいけないところなので、そこからはいってこようとするものに関しては積極的に排除しようとなるので、アレルギーの症状は出やすい傾向がある。
花粉症になると食物アレルギーになりやすくなる
スギ花粉症の人はトマト、シラカバ・ハンノキ花粉症の人はリンゴや桃・さくらんぼ・アーモンド・セロリ・ニンジン・キウイなどの食物アレルギーを発症しやすい。
ハンノキ花粉症の人は、リンゴなどを食べると、口の中に大量の花粉が入ったと免疫が勘違いしてアレルギー反応が起こる。
掃除しすぎないほうがよい?
花粉症をふせぐには、部屋を徹底的に除菌しないほうがよい。
ダニやほこりは排除したほうがよいが、菌は必ずしも異物ではなく良い働きをすることもある。
ミュンヘン大学の研究では、家畜と濃密に接触して生の牛乳を飲んでいる一部の地域の子どもは、都会の子どもより血中のTレグ細胞が35パーセント多いというデータも。
家畜に触れたり生乳を飲むことで、都会の人々よりも体に悪さをしないレベルの細菌に触れる機械が増え、Tレグ細胞が増加したと考えられるそう。
金属アレルギーを発症する原因の一つと考えられるのは汗
東北大学の小笠原康悦教授によると、汗で金属が溶けてイオン化して皮膚にしみこんでいっても、これだけでは免疫細胞は活性化しない。
しかし、皮膚にくっついている細菌がからだの中にいっしょに入っていくと、免疫が反応してアレルギー症状が出る。
運動をするときは、アクセサリーは外しておく。
銀歯が原因で金属アレルギーを発症することもある。
毎日体をゴシゴシ洗うと、アトピー性皮膚炎になりやすい
国立成育医療研究センターの大矢幸弘先生によると、ゴシゴシ洗うと、アトピーの原因物質が皮膚から侵入しやすくなる。
健康な皮膚は一番外に皮脂膜があり、外から余計なものが入ってこないように、異物の侵入を防ぐバリア機能がある。
ゴシゴシ洗ってしまうと皮膚がめくれて隙間だらけになってしまう。そういうところから、本来は入ってほしくないようないろんな物質が入ってきて、様々な刺激によってアトピーの発症リスクが増えてしまう。
アトピー予防には肌の保湿
新生児のときから保湿剤を塗っていた赤ちゃんは、塗っていなかった赤ちゃんに比べて3割以上もアトピー性皮膚炎が少なかったという。
寝不足だと大人になってからもアトピーの発症リスク
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、傷ついた肌を修復してくれるが、睡眠不足だとこの成長ホルモンが分泌されずアトピーの発症リスクが高くなるという。
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