1月31日のフジテレビ系「とくダネ!」で、冷え性が取り上げられた。
解説してくれたのは、北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛医師。
なぜ冷え性は起きるのか?
伊藤先生によると、冷え性は自分で冷える原因をつくってしまっている場合が多い。
生活習慣を変えれば、女性でもかなり改善できるという。
4つのタイプの冷え性
冷え性には、四肢末端型、下半身型、内臓型、全身型の4つのタイプがある。
実測体温が36.2℃以下だと、冷え性の注意。すぐに測れる体温計ではなく、昔の水銀型の体温計のような実測体温が測れるもので計測してみる。
冷え性チェックシート
全身型以外の3つのタイプの冷え性のどれに該当するかのチェックシートを伊藤先生が作ってくれた。
(1)普段の手足は?【2点】
A.手・足が冷たい B.足だけ冷たい C.手も足も温かい
(2)普段汗をかく所
A.あまりかかない B.上半身にかく C.全身にかく
(3)食事の量
A.少なめ B.普通 C.多め
(4)冷えやすい部分
A.手足の先 B.ふくらはぎ・足先 C.下腿部・太もも・二の腕
(5)冷えを感じたときのその後の症状
A.肩こりや腰痛 B.顔のほてり・のぼせ C.おなかの張り
(1)は2点、(2)~(5)は1点で合計して、Aが多いと四肢末端型、Bが多いと下半身型、Cが多いと内蔵型の冷え性の可能性。
[ads]
四肢末端型冷え性
若い痩せ型の女性に多い、主な原因が過度なダイエットによるもの。
主な改善法は、食事の量を増やし、また筋肉が少ないので筋トレをする。
下半身型冷え性
30代から中高年の男女に多い、主な原因がデスクワークなどによる下半身の硬直によるもの。
主な改善法は、下半身のこりをほぐすこと。
内蔵型冷え性
小太りの人に多く、生まれつきの体質による冷え性。
主な改善法は、食べ過ぎに注意すること。
全身型冷え性
若者や高齢者がなりやすい、基礎代謝の低下による冷え性。
主な改善法は、運動・食事・睡眠をとる。
タンパク質を摂り、効果的に入浴する
医療ジャーナリストの伊藤隼也さんによると、熱を発するのは筋肉。筋肉をつくるために、肉や魚などタンパク質を摂る。
5分間湯船に浸かって首の後ろまで温める全身浴をして、そのあと5分ほど半入浴をしながら全身のストレッチをする。
足の指は反るばかりだが、曲げる。タオルをつかんだりして、足先の血流を上げる。
【関連記事】
・あさイチ サウナDE温活 冷え性解消、免疫力アップ、自宅でサウナ
・ホンマでっか!?TV 1/4 間違いだらけの冬の習慣
・あったかボディーでリラックス 「すっきり快眠で疲労回復」
・ソレダメ!冷え性チェックと羽ばたき体操・ニワトリ体操・ダチョウ体操
コメント