11月27日のフジテレビ系「フルタチさん」で、若者のガム離れの理由が紹介。
2004年のピーク時に比べて、この10年ほどでチューインガムの売上は4割も減少しているという。
ガム離れを通じて、今の世の中の一端がはっきり見えてくるという。
噛まないと酵素が出ない
ゲストの高嶋政宏さんによると、噛むと消化酵素が出てうまくいくが、噛まないと消化酵素が出ず臓器が弱る。
噛む力が弱ってくると、内臓も弱ってきて、体も弱ってくる。
車離れ
若者がガムを噛まなくなった一つ目の理由は、車離れという。
ガムを噛む目的のひとつに眠気覚ましがある。ボトル入りのガムを車の中に置いている人も多いが、若者の車の保有率が低下したことで、ガムの購入率も減ったと考えられるそう。
たばこ離れ
二つ目の理由は、たばこ離れ。
たばこをやめると口寂しくなりガムの消費量が増えると思われるが、喫煙者はたばこの臭い消しのためにガムを噛んでいる傾向がある。
路上喫煙禁止条例やたばこ自体の値上げなどで喫煙者が減り、臭い消しとしてのガムが不必要になったという。
スマホの普及
3つ目の理由はスマホの普及。
ガム購入の目的として暇つぶしもある。
スマホの普及以前、駅の売店ではスポーツ新聞や雑誌とともに暇つぶしのためガムが多く買われていたという。
今はスマホ一台あれば退屈を感じないので、ガムを噛まないという。
ゲストの伊集院光によると、次世代ガムは美容や脳の活性化に特化したもの。
小顔ガムとか、アナウンサーが滑舌をよくするトレーニングをするガムなどが実際に登場するのか?
いずれにせよ、ガムに頼る頼らないは別として、噛む力が大切。毎日少しずつでも意識して咀嚼回数を増やそう。
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