11月19日のサタデープラスで、40代から始める認治療トレーニングが紹介。
教えてくれるのは、ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生。
脳トレだけでは不十分。体と食を組み合わせて五感をフルに使うことで初めて脳は若返るという。
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認知症予防は40歳から
広川先生によると、認知症予防は40歳から始めるべきという。
アルツハイマー型認知症の原因といわれているタンパク質・アミロイドβの蓄積は、40歳ごろから始まっている。
広川先生によると、40歳からの認トレで脳を活性化しておけば、たとえアミロイドβが蓄積しても認知症発症リスクを低く抑えることができるという。
体をつかった認トレ
まず、次の4つのポーズを覚える。
1のポーズ:右手を上げる
2のポーズ:左手を上げる
3のポーズ:右手を前に出す
4のポーズ:左手を前に出す
3つの数字を続けて言ってもらい、言われた数字を言いながら該当する数字のポーズをする。
さらに
5のポーズ:腰に手を当てる
を加えて、同じように行う。言ってもらう数字は4つでもよい。
せっかくなので、例題です
「2(ニー)1(イチ)4(ヨン)」
5で割った余りで数字を当てはめれば、街中で車のナンバーをみたときにもできそう。
でも、2つの短期記憶を同時に鍛えるためのトレーニングだそうなので、一方を完全に記憶してしまうとだめなのか・・・。
短期記憶が衰えると、同じものを何回も買ってしまったり、最終的には肉親の名前も忘れてしまうのだと。

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広川 慶裕 すばる舎老化 物忘れ もの忘れ MCI 軽度認知障害 健康 老後 脳トレ 発行年月:2014年12月 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784799103517 広川慶裕(ヒロカワヨシヒロ) 認知症予防医。ひろかわクリニック院長。1955年、大阪府で生まれる。1984年、京都大学医学部卒。麻酔科専門医・指導医として多くの実績を積む傍ら、精神病理学に興味を持ち精神科に転科。以後、精神科医として認知症やうつ病、統合失調症などの精神疾患治療に専念。近年はメンタル産業医として「働く人のメンタルヘルス」にも力を入れ、数多くの復職実績を持つ。さまざまな医療機関で要職を歴任したのち
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脳をとことん使った認トレ
広川先生によると、認知症患者が一番最初に衰えるのが推論。
物事を推理したり、予測したり、段取りをつける力が衰えてしまい、遅刻が増えたり、料理が作れなくなったりする。
逆に、推論を若いころから鍛えることが、認知症予防の最も効果的な方法だという。
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バラバラ文字並べ替え
バラバラの4文字を並べ替えて、ある単語にする。
紙に書いてはダメで、頭の中で考える。
途中でヒントを出して、そこでひらめくことも脳に良い。ひらめいた瞬間は、脳の中で新しい会とがつながった瞬間なのだそう。
番組で出た問題とヒントはたとえば
「きんかあ」
ヒント無しで並べ替えてできればよいし、ヒントでひらめいてもよい。
そのヒントは・・・
「ゴミ」
正解は・・・
「あきかん」
5文字で並べ替えても、6文字の中に同じジャンルの関係の深い2つの単語を並べ替えてもよい。
アミロイドβの蓄積を防ぐカレーとMTCオイル
認トレの最後は食。
アミロイドβの蓄積を防ぐ食べ物として、まず紹介されたのがカレー。
カレーにはターメリックの中にクルクミンがあるが、このクルクミンがアミロイドβの蓄積を防ぐのだそう。
インドでは認知症の発症が低い。
さらに、カレーにMCTオイル(中鎖脂肪酸100%オイル)を加える。
認知症の原因の一つである加齢による脳のエネルギー不足を、これで補ってくれるという。
ココナッツオイルには、中鎖脂肪酸が60パーセントほど含まれているが、MCTオイルは100パーセントで、病院食にはすでに使われているのだと。
最近では、大手スーパーでも、「MCTオイル」か「中鎖脂肪酸100%オイル」として売られている。
一日に1杯を目安に、熱を加えずに摂ると良いそう。

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耳をもんで認トレ効果アップ
耳をもむと脳の血流もアップし、認トレの効果アップが期待できる。
(1)手の平で、耳の後ろから前に動かして1秒止める
(2)今度は、同じく手の平で、耳の下から上に動かし1秒止める
(3)さらに、耳の上から下に動かし1秒止める
(4)耳たぶをもむ
(5)余裕があれば、耳たぶを引っ張って離すのを、耳たぶの上、中、下で行う。
無理がない程度に、耳がポカポカするまでやる。
日常生活では、歌詞を覚えるということとリズムに合わせるというと、腹式呼吸をすることで脳の血流によいカラオケがおすすめだという。
カラオケに行くときは、耳たぶをもんで、カレーを注文して、持ち込みでMCTオイルをかけるのがベストなのかな?
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