11月16日のあさイチは、血糖値スペシャルと題して血糖値スパイクが特集。
血糖値スパイクは、健康診断で行われる空腹時の血糖測定では異常がわからない。
食べたあとに血糖値が跳ねあがるように一時的に急上昇して140を超えると血糖値スパイクの危険性があるという。
血糖値スパイクになりやすい人
全国で1400万人が血糖値スパイクの可能性があると推計されている。
血糖値がリアルタイムで測れるようになり、血糖値が跳ね上がる血糖値スパイクもわかるようになってきた。
血糖値スパイクになりやすいのは、インスリンの効き目が弱い、肥満、極端なやせすぎ、肝臓が悪い人。
下痢だったり便秘だったり腸の働きが弱く、インスリンの出るタイミングが遅い人も、血糖値スパイクになりやすい。
生活習慣では、分解されて糖になるご飯を最初に食べる人に多い。
血糖値スパイクが引き起こす病気
糖尿病のほかに、心筋梗塞や認知症、がんにもつながる恐れがある。
簡易血糖測定器
5千~1万円くらいで一般にも入手できる血糖測定器が売られている。
これで食後1時間後の血糖値を測定できる。
リアルタイムで随時測れるのではないのでグラフにはならないが、血糖値の数値は測定でき140を超えていないかチェックすることができる。
インターネットでも買えるというだが、よくみると測定用チップは郵送販売できないようなので、やっぱりかかりつけ医か近くの薬局などに相談してみるのが早そう。

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食べる順番に注意
・野菜を最初に食べる
野菜を食べると、食物繊維が腸をコーティングして、糖の吸収を遅くする。
・次に食べるのはお肉
脂質やタンパク質が腸に届くとインクレチンという物質が発せられ、胃や腸の活動がゆっくりになりあとから食べたご飯が腸に届くまでに時間がかかり、糖の吸収がおそくなる。
ゆっくり食べることと良く噛むことも非常に大切。
視聴者からの質問で、「お茶やコーヒー、牛乳を先に飲むことは?」に対しては、悪くないと伊藤先生。
腸に刺激を与え、また牛乳は脂肪分が腸のはたらきをゆっくりさせるので悪くない。
朝食抜きは厳禁
食事と食事の間があると腸が休んでしまってる。
糖質ゼロや低糖質のものは意味があるが、こればかりではなくバランスが大切。
食後にちょこちょこ動く
軽い散歩をしたり、掃除機をかけたり、床をふいたりするくらいでよい。足をつかってよく動く。
食後15分は血液が胃や腸に集まるが、食後15~30分以内に体を動かすことで血液の集中がなくなり糖の吸収が遅くなる。
腸内細菌にエサを与える
腸内細菌のバクテロイデスの仲間が働きやすいエサとなる、水溶性の食物繊維をたべる。
ごぼう、にんじん、にんにく、おくら、なっとう、きのこ類、ひじき、わかめ、玄米、大麦入りごはん、雑穀などに多く含まれる。
伊藤先生によると、量はすくなくてよく、にんじんだけ食べるのではなくバランスよく食べる。
昆布でダシをとるなどでもよいという。
水溶性食物繊維に関してはNHKスペシャルではたしかに触れていなかったように思うが、腸内環境を意識しながら、ご飯を最後にというのは無理でも、最初には食べないようにしよう。
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