11月14日のTBS系テレビ「名医のTHE太鼓判!」で、芸能人のダイエットについて、5人の名医がおすすめできるか、注意が必要か、おすすめできないかを、太鼓判、宙太鼓、ダメの3段階で判定。
平野ノラ、TKO木下隆行、梅沢富美男、アンジャッシュ児嶋の行っていたダイエット方法は果たして?
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キャベツダイエットは血糖値の上昇を抑えるが、便秘を引き起こすことも
平野ノラさんがしていたダイエットは、きちんと3食たべていたが、その前にキャベツを食べておなかを膨らませるダイエット。
キャベツでおなかを膨らませることで、食事の量を半分以下に抑えたというキャベツダイエットに対し、5人の医師の判定は、太鼓判1人、中太鼓3人、ダメ1人に分かれた。
太鼓判と判断の川村優希医師によると、キャベツのような歯ごたえのあるものは自然と噛む回数が増えるので、脳の満腹中枢が刺激され、満腹感を感じやすくなる。
中太鼓の大竹真一郎先生によると、食事の前に野菜を摂ると血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪が溜まりにくくなる。
大小判でなく中太鼓にした理由は、キャベツに含まれている食物繊維は水に溶けないタイプの食物繊維なので、便秘の人がとりすぎてしまうと余計におなかが張ってつらくなったりする。
ネバネバ系のワカメやオクラ、フルーツではキウイやアボカドなど、水に溶けるタイプの食物繊維をバランス良く摂ると便通が調子よくなるとのこと。
ダメと判定の森田豊先生によると、常識的な量の生キャベツならよいが、キャベツにはシュウ酸が入っていてこれが体にあまりよくないという。
一度に3キロ(3玉)ほど食べると命を落とすこともあるという。
そんな量はそもそも食べられないが、大食いファイターの人は注意が必要かも。
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歯磨きダイエットは、ダイエットのストレスを和らげる
TKOの木下さんは、おなかがすいたときに歯磨きをするとちょっと食欲が落ち着くという。
この歯磨きダイエットは太鼓判が2人、ダメが2人と完全に真っ二つに。
太鼓判の古賀良彦先生によると、ダイエットのストレスを和らげるために口を動かすのが良い。
ダメの川村先生によると、歯を磨きすぎるとだ液の量が減ってしまって、逆に口臭の原因になってしまうという。
だ液は細菌の繁殖を抑えているが、歯磨きをしすぎるとそのだ液の量が減少し細菌が増え口臭が悪化するという。
木下さんはエチケットのためも兼ねて行っているということだが、磨きすぎはダイエットは別としてよくないそう。
磨きすぎはよくないということも聞くけど、どれくらいだとダメなのかな?
他の太鼓判とダメの医師の意見は、すくなくとも放送ではなかったが、ストレスを和らげるためには口を刺激するのは良いよう。
水を大量に飲んで吐くダイエット
好きなだけ食べていたという梅沢富美男さんは、食べたあとに水を辛くなるまで飲んで吐くダイエットとしていたというが、これは全員がダメと判定。
ダメなのはわかっているが、役者は太ったり痩せたりしなけれならないと梅沢さん。
脂を流すウーロン茶ダイエット
揚げ物が大好きなアンジャッシュ児嶋一哉さんが行っているという、ウーロン茶で脂を流すダイエットは、1人が太鼓判、2人がダメ。
太鼓判の古賀先生によると、トクホに指定されたウーロン茶であれば、間違いなく脂肪の吸収を減らしてくれ、しかも、抗酸化作用もあるから、他の健康にとっても非常によい。
丸田先生によると食事と一緒にとることによって血液中の中性脂肪を上昇を抑える効果はあるといわれているが、だからといって揚げ物を食べたことをチャラにできるわけでなないし、いくらでも食べていいわけではなく、やせることが目的なら中太鼓。
ダメという大竹先生によると、トクホのウーロン茶は、これ飲んだからやせたとか脂肪が減ったとかいうデータは全くない。ダイエット効果のあるというカテキンはウーロン茶よりも緑茶のほうが圧倒的に多いので、緑茶を飲んだほうがよい。
トクホのウーロン茶は、意見が大きくわかれて参考にならず。
便通を改善するためにも、ご飯の前にキャベツもよいが水に溶けるタイプの食物繊維もプラスして食べるということが良いのは間違いなさそう。
カテキンは、おとといの世界一受けたい授業で美肌効果によいとしてとり上げられていたが、やっぱり入浴前に飲むと良いのかな。
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