11月8日の「解決!ナイナイアンサー」で、健康を一番に考え、激しい運動や過度な食事制限をしない、お米もお肉も食べてよい、ラクやせダイエットが紹介。
それは、レンチン生姜と乳酸キャベツを食べること。
レンジで3~4分チンしたレンチン生姜
体を温めてくれる効果で知られるショウガ。最近では、酢ショウガも話題。
ところが、ショウガはそのまま食べてもダイエット効果はそれほど高くないという。
ショウガ研究の第一人者、食品医学研究所所長の平柳要先生によると、生のショウガを加熱すると、ショウガオールが33倍になるが、このショウガオールがダイエットに有効という。
刻んだものでも、すりおろしたものでも、スーパーで売られているチューブタイプのものでもよい。
ただし、あまり高い温度で加熱すると、ショウガオールが消えてしまう。
平柳先生が試してみたところ、レンジで3~4分チンする。500Wなら4分、750Wなら3分加熱するのがよいとのこと。
そのままレンジで温めると焦げることもあるので、しょうがが浸るくらいの水を加えてチンする。
それを、おわんに入れた豚汁に入れたり、焼肉のつけダレに入れたりして食べる。
ショウガココアで血流促進
コップ一杯のココアに小さじ1杯のレンチンショウガを加えた、ショウガココアも平林先生のおすすめ。
ココアにも血管拡張効果が期待できるカカオポリフェノールがたくさん含まれている。
ショウガオールとカカオプリフェノールは同時に摂取することで、血流促進効果は約3倍になるという。
基礎代謝をアップし、高いダイエット効果が期待できるという。
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乳酸キャベツ
東京農業大学の前橋健二教授によると、生きた乳酸菌が腸に届くのが、乳酸キャベツ。
これで腸内環境が整って、ダイエットしやすい体質になる。
また、キャベツの食物繊維は腸を刺激し便通を促す。
乳酸キャベツの作り方
(1)きれいにあらったキャベツをせん切りにする
(2)半分のキャベツを密閉袋に入れ、塩(小さじ2)を振る
(3)残りのキャベツを入れ、塩(小さじ2)、砂糖(小さじ1/2)を加え、袋の上からなじませるようによくもむ
(4)キャベツの上に、水を入れたペットボトルなどで重しをして常温で3日程度おけば完成
あとは、これを普段の食事といっしょに食べるだけ。
さらに、女性らしいきれいなスタイルを手にいれるためにエクササイズも紹介。
ミオドレ敷きつまむだけエクササイズ
ソリデンテ南青山の理学療法士 藤田英里先生によると、ひじのところから脇の下にかけてなど、気になる部分の皮膚の奥にある脂肪をぎゅっとつかんでつぶすイメージでつまんでいく。
脂肪などが凝り固まったセルライトは、刺激を加えると小さくなる性質があるので、1日5~10分つぶすようにつまむことで、部分痩せの効果が期待できる。
骨盤だけを動かすひねるだけエクササイズ
さらに、首都大学東京の竹井仁教授が腰をひねるだけでウエストがほっそりするという、ひねるだけエクササイズを教えてくれた。
腰を右にひねり5秒止め、今度は左にひねる5秒止める
これを1日10セット行うだけ。
このエクササイズのポイントは、体を上から3つに分けたとき、胸から上や太ももから下はそのままで、腰だけをひねること。
普通に生姜焼きをつくってしまうと加熱し過ぎでショウガオールが消えてしまう可能性が高いのにびっくり。
テレビの番組では派手な数字が出ないと意味がないが、急激なダイエットは体によくないので、じわじわと続けられるように無理なく挑戦することが大事だ。
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